第112話
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のお父さんの捕縛だから勝つは必要はなく、アンちゃんの実家に辿り着くことだから、戦いつつアンちゃんの実家に向かうよっ!!」
「連中は空を飛行していて厄介だけど、飛行が制限される屋内戦に持ち込めばこっちにも勝機があるわ!全員で連携してログナー侯爵家へ急ぐわよ!!」
「おおっ!!」
「よーし……!天使達にボク達の力を見せつけてやるよ、オーちゃん!!」
静かな表情で呟いた後決意の表情で答えたアンゼリカの言葉に頷いたトワはサラと共に号令をかけ、二人の号令に仲間達と共に力強い答えを口にしたミリアムはアガートラムを失った事で戦闘手段がなかった為、それを知ったティータの申し出によりティータから借り受けた兵装――――――”オーバルギア”のステルスモードを解除して”オーバルギア”に乗り込んだ。
「リィン・シュバルツァーの”守護天使”が一人、”能天使”ユリーシャ、これより我が主の武勇の為、”正義”を執行します!」
「同じくリィン・シュバルツァーの”守護天使”が一人、”能天使”レジーニア、主とあたしの研究の為に”正義”を執行する。さー面倒だが雑事を片付けないと研究がはかどらないから、戦ってさっさと無力化するか……」
対するユリーシャは堂々と宣言して戦いの構えをし、ユリーシャに続くように宣言したレジーニアは面倒そうな表情を浮かべながら戦闘の構えをした。
「貴方達にどのような事情があろうと、わたくし達は大恩あるリィン少将の為にわたくし達に求められる責務を全うするのみ。この知を以て、勝利を掴みましょう。さあみんな、大恩あるリィン少将の”正義”を理解してなお、”力無き正義”を掲げて決して叶わぬ夢物語を夢見てリィン少将の”英雄への道のり”を阻もうとする哀れな者達にわたくし達の”正義”を思い知らせてあげなさい!」
「はいっ、ルシエル様っ!!我らの”正義”はリィン少将の為に!!」
二人に続くように静かな表情で呟いたルシエルは号令をかけ、ルシエルの号令に天使達は力強く答えた後アリサ達との戦闘を開始した――――――!
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