第四百四十五話 機械と炎の勝利その十八
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「人間はな」
「今の俺達みたいにですね」
「神様に勝てるんだ、人間でありながらな」
「そうですね、それじゃあ」
「ああ、これからな」
「勝ったお祝いですね」
「そっちの用意も出来ているからな」
それでというのだ。
「今はな」
「勝ったからですね」
「楽しもうな」
「それじゃあ」
「飲んで食おうな」
「酒ですか」
紅麗は祝いと聞いてすぐにそれを連想した。
「では飲みましょう」
「君はいけるくちか」
「それなりに」
「じゃあ飲もうな」
詩島は紅麗に笑って応えた。
「これから」
「私ジュースがいいな」
煉蓮はこちらだった。
「お酒じゃなくて」
「そちらもある」
煉蓮にはチェイスが応えた。
「では今からな」
「お菓子もあるかな」
「それもある、それもだ」
「食べていいのね」
「そうする、いいな」
「うん、それじゃあね」
煉蓮は笑顔で応えた、そうしてだった。
戦士達は戦いから祝いの場に入った、今は神との戦いに勝ったことを祝って心から飲んで食べて楽しんだ。そうして次の戦いに向かうのだった。
第四百四十五話 完
2020・10・23
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