第四百四十五話 機械と炎の勝利その十七
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スサノオに攻撃を浴びせていく、戦士達は神の凄まじい攻撃をかわして防ぎそうして自分達も攻撃してだった。
そこでだ、スサノオに少しずつだった。
ダメージを与えていった、激しい戦いであったが。
「少しずつですね」
「ああ、ダメージを与えていってるよな」
「はい」
烈火はマッハに答えた。
「そのことがわかります」
「俺達と君達の攻撃でな」
「確実にダメージを受けていますね」
「だからな」
「このままですね」
「攻めていこうな」
「はい、こうして」
無数の炎の矢を放ってだった。
巨大な炎の球も放つ、それでスサノオを攻めてダメージを与え。
その攻撃をかわす、そうして戦っていくと。
スサノオは次第に動きが鈍くなっていった、それでだ。
ドライブは仲間達に確かな声で言った。
「俺達もかなりのダメージを受けているけれどな」
「それでもですね」
「スサノオもだからな」
「では」
「最後の総攻撃を仕掛けような」
こう紅麗に話した。
「今から」
「わかりました、では」
紅麗は自分が炎としている魂達を周りに置いて己の全身に青い炎をまとってその炎を全て髪にぶつけた、そして烈火もだった。
八竜をスサノオに放った、煉蓮は虎と共に突撃し。
ライダー達もそれぞれの武器を手に渾身の一撃を放った、それぞれの一撃がスサノオに炸裂した時に。
スサノオは動きを止めた、烈火はそれを見て言った。
「やったか!?」
「ああ、間違いない」
ドライブが応えた。
「今のはな」
「確かな手応えがありましたし」
「スサノオも動かなくなっただろ」
「それじゃあですね」
「もうこれでな」
まさにというのだ。
「決まりだ」
「そうですか」
「その通りだ、君達の勝利だ」
スサノオ自身も言ってきた。
「間違いなくな、では私はこれで去ろう」
「そうか、じゃあまた他の世界でだよな」
「また会う時を楽しみにしている」
「楽しみにしてないがその時また相手してやるからな」
これが烈火の返事だった。
「待っていろよ」
「その意気だ、ではな」
最後に別れの言葉を告げてだった。
スサノオは大爆発を起こし姿を消した、これでこの世界での戦いは終わった。そしてその戦いの後でだった。
ライダー達は変身を解いた、泊は烈火達に元の姿に戻ったうえで声をかけた。
「勝った気分はどうだい?」
「疲れました、ですが」
それでもとだ、烈火は泊に微笑んで答えた。
「最高の気持ちですね」
「やり遂げたって思うだろ」
「それ以上に神様に勝ったった」
「人間はこうしてなんだ」
「神様を超えられるんですね」
「森って奴は化けものになったけれどな」
それでもというのだ。
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