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魔法使い×あさき☆彡
こーひーぶれいく そのよん
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つでいいや。おーい!」

 走って行く。

     3
「なにか用事かな? 第三中の(あき)()ちゃん」
「おう、アサキからなんだけどさ……かくかくしかじか」

 ひそひそ、こそこそ。

     4
 そして……

「ケタ外れに失礼だなキミはあ! いくら温厚なわたしだって、限度があるぞお!」
「うるせえなあ、アサキがいってたんだよ!」

 ドカドカドカドカ、殴り合い蹴り合うカズミと万延子。

 騒ぎに、アサキが走って来る。

「だっ、だからカズミちゃんっ、なんていったのおおおお?」

 わたし、殴り合いになるようなこと頼んだあ?





大団円さーん 集合写真

     1
 夜の、手賀ひかり公園。

 ぞろぞろ、
 ぞろぞろ

 第二中と、第三中の魔法使いの生徒たち、そしてそれぞれの顧問である()(くろ)先生、(すぎ)(さき)先生、前段は膝を着いて、中段は屈み腰、後ろは立って、と三段に並んで行く。

 その前にアサキが一人立っており、正面カメラ目線で微笑んでいる。

「えーと、カズミちゃんのせいで、喧嘩になっちゃったりしたけどお」

 ははは、と背後で笑いが起こる。
 前段前で膝を着いているカズミは、恥ずかしそうに顔を赤くして「めんぼくない」と頭を掻いている。

     2
「とにかくこうして、みんなが集まってくれましたあ」

 というタイミングで、

 どーーん

 背後、手賀沼上空に花火が打ち上がって、大きな花が綺麗に咲いた。

 おーーっ、とみなが楽しげに空を見上げる。

     3
 どーん
 どどーーん

 花火の中、アサキは言葉を続ける。

「これから物語はちょっと重たい展開になるそうなので、『こーひーぶれいく』はこれでおしまいです。わたしたちはなにがあろうと変わらず、地球のため人類のため頑張りますので、読んでくださる皆様、これからも……」

     4
 全員の、花火に負けない大きな大きな叫び声。

「応援お願いしまーーーーーーーす!」

 カシャッ!





作者から弁解

 長い長い、長いコーヒーブレイクでした。何百杯飲めてしまうんだよというくらいの。

 次章が最後のギャグ回。
 まだまだ物語は続きますが、ただしアサキが言っていた通り、展開は少しハードでシリアスな感じになります。

 ということで思い残すことないよう書いていたら(というかアサキたちが要求してくるので)、こんな長くなってしまいました。

 物語の進行方向と結末は決まっており、そこへ向かってブレることなく突き進むつもりです。

 これからもよろしくお願い致します
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