第二章
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のか」
「幼子だというのに」
「しかも実の弟をあそこまで無残に殺していいのか」
英雄達の多くはこう思った、だが。
確かに今のうちに逃げられることは確かで彼等は帆を拡げオールを漕いで進んだ、英雄達の漕ぐ力は凄く船は一気に進んだ。
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