94 杯を守り抜け
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(今日の事、かよちゃんにも伝えておいた方がいいわね・・・)
りえはそう思いながらみゆき、鈴音と共に下校し、電車通学の為、近くの駅にて電車に乗車するのだった。
フローレンスとイマヌエルは遠くからその様子を見ていた。二人は東アジア反日武装戦線が和光から託された機械を相手に気付かれずに念力のように破壊していたのだ。
「何とか杯は守り抜けたね」
「はい、ですが、また奪おうと赤軍は考えますでしょう」
「その時にまた、助けに行くべきだね」
二人は自分達が住む世界へと帰って行った。
かよ子は歌の練習をし続けていた。だが、歌の練習を続けるうちに喉が疲れてしまった。
「はあ、はあ、休憩しよう・・・」
かよ子は水でも飲もうと下の台所に降りた。
「かよ子、歌ってたのね」
「うん、クリスマスの合唱コンクールがあってね、私のクラスは『大きな古時計』を歌うんだよ。それで、私、1番の独唱の部分を歌う事になったんだ」
「あら、頑張ってね」
「うん!」
かよ子は母から水を貰って飲んだ。
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