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夜に交わる伴装者〜Heros a H eroism〜
ポッキーゲーム(ヘタグレ)
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その感覚がたまらず、響は内腿を擦り合わせ、腰を、お尻をゆらゆらと振ってしまう。
(お腹……熱いっ……? 奥、きゅんきゅん? 疼いてきちゃってる……んぅ? )
腰を振るだけでなく、身体を、胸を翔の身体に擦り付け始めた響。
そんな響の様子に、翔は薄く笑う。
「んっ……キスれ、気持ち良く、なっへるの? ホントに、淫乱、だね……ッ」
「にゃうぅぅっ?」
ちゅううう……と舌を強く吸いながら、ちゅぽん?と音を立てて唇を離す。
「はぅ……はぁ、はぁ? は、へ……しょ、う?」
口が麻痺したのか、だらしなく開かせたまま、涎を垂らす響。
覗き見える赤い舌が艶めかしく、翔の背中にぞくぞくと快感が走り抜ける。
「はぁ……やらしい顔になってる……キスだけで、トロトロだね……可愛いよ、響さん?」
「はっ? はぁ? しょ、しょー……っん? からだ、熱いの? ん、ぅうっ……? 我慢、出来なくなっひゃうっ……?」
荒くを息を吐きながら翔の首元に顔を埋め、スリスリと顔を擦り付けて甘える響。
そんな響の頭を撫でながら、3本目のポッキーを咥える翔。
首筋のすり付いている響の顔を正面に向かせ、口移しでポッキーを咥えさせる。
「へ、む……ひょう?」
「シて欲しい?」
「う、うん……」
シて欲しいに決まってる。
翔が言ったようにキスだけでトロトロなのだ。
唇も体も頭も…………下の方だって、凄い事になってる。
「……でも、シてあげない」
「な、なんれぇ?」
普段より優しい声。
しかし、出た言葉は今の響にとってはとても残酷なモノ。
見つめる翔の瞳はサディスティックな光を湛え、妖しく煌めいている。
「このポッキーが無くなるまで、ううん……響さんがポッキーを見る度に今日の事を思い出すようになるまで」
「あ、んんっ……しょう、苦し、ひぅ、んん?」
響を強く、きつく、力を込めて抱き締める。
離さない。逃がさない。大好き。愛してる。
そんな気持ちを込めて、縋り付くように響の身体を締め付ける。
「ヤキモチ焼いて人の唇を奪うような娘さんは、オシオキ、しなきゃ、ね?」
「ふむっ?! ん、んきゃうぅ? ん、ふ、んぅうぅ゙?」
一方的にオシオキすると告げ、3度目の口付けを開始する。
唇と舌同士を擦り付け、絡み合わせる。
くちゅ……くちゅ……ちゅ……と、リップ音がやらしく響き、じゅぷ……じゅるる……ちゅぽ……と唾液を啜る下品な音が羞恥を駆り立てる。
「んんっ? は、んむぅ? ひゃ、ふぁあ? しょ、しょお……? んみゅ、んぁ、は、あぁ?」
「ッ、ふ……姉さんとの、思ひ出に、嫉妬、すりゅ、なんて……僕の、想い
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