第百八十話 プールサイドの対面その一
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第百八十話 プールサイドの対面
エカチェリーナは綾乃に匹敵するかと思えるまでの巨大な胸を持っていた、しかも前に思いきり張り出ている。雪の様な肌が眩しく前のところは胸と腹の一部だけを覆っていて臍まで見えているかなり露出の多い銀色のワンピースの水着を着ている。
そのエカチェリーナにだ、中里は言った。
「自分等も来てるとはな」
「思いませんでしたわね」
「ああ、そこまではな」
「そうですのね」
「そしてもっと思わんかったことが二つある」
中里はあらためて今度ははいからそばを食べつつ言った。
「さらにな」
「といいますと」
「自分がお握りを食べることとな」
エカチェリーナの前にある海苔に巻かれた三角のそれを見て述べた。
「そしてその水着や」
「水着もですの」
「というか派手過ぎやろ」
その水着はというのだ。
「幾ら何でも」
「隠すべきところは隠していますわ」
「ビキニ並の露出やろ、それこそグラビアアイドルでも抜群のスタイルの人が着る様な」
「そうなのですか」
「ああ、物凄い水着やな」
「そしてその胸は何」
シェリルは中里の横からエカチェリーナに言った。
「一体」
「胸が何か」
「大きくてしかも形がいい」
このことを言うのだった。
「綾乃ちゃんとまた別の凄さがある」
「そうですの」
「そうですのじゃなくて見ていて目を奪われる」
シェリルは実際にエカチェリーナの胸を凝視しつつ言った。
「文字通りの魔乳。男の子を悩殺する」
「そこまで言わんけどな、しかしな」
芥川はホットドッグを食べながらシェリルにも一本出しつつ話した。
「胸も色々やろ」
「そうなの」
「そら大きいのが好きな奴もおったらな」
「そうでない子もおるの」
「おるで」
こう言うのだった。
「実際にな」
「そうなの」
「そやからな」
「エカチェリーナの胸も」
「別にな」
これといってというのだ。
「誰もがやないで」
「そうなの」
「まあ確かに綾乃ちゃんもエカチェリーナちゃんも大きいけどな」
その胸がというのだ。
「それでもな」
「胸が全てやないの」
「そやで」
「それは違うのです」
ターリヤが言ってきた、見れば背は一五〇程だが胸はわりかしある。そしてやはり肌は白く髪の毛は金髪をボブにしている。目は青で童顔で水着はオレンジと赤の派手な柄のビキニだ。
「女の子はなのです」
「胸が全てか」
「そこからはじまるとです」
「それはあれやろ」
中里はそーきそばを食べているターリヤに話した。
「ルイ十五世の台詞やろ」
「そうなのです」
「女好きで有名やった」
「その人が言っていたのです」
「それは只の胸フェチやろ」
それに過ぎない
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