第一章
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すると。
黒に近いダークブラウンの毛に黒い奇麗な目をしたプードルだった、性別は雄で。
顔立ちはかなり整っていた、康代はその子を見て美冬に言った。
「プードルだったのね」
「そうですね」
「しかも顔立ち整っていて」
「目も見えるみたいですね」
見れば周りを見回して目をぱちくりさせている。
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