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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
最終章へと向かうその前に…
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は…?」

そこには招待状と書かれ、裏には僕達結婚しますという文字と共に北斎とカマホモ野郎が仲睦まじくしている姿が描かれていた。

「探偵さんには是非とも来て欲しいってマイも言ってたからナ。」
「えぇ…。」

やだよ俺死ぬほど行きたくねーよ。
なんでカマホモ野郎の結婚式に参加させられんだよ。

「それで知ってる?まーちゃん。」
「なんだよ。」
「姫は絵を見せてもらったんだけどね、舞さんの花嫁姿、すごく綺麗だったんだよ!」
「…?????????」

え、なに?あいつの花嫁姿?
え、違うの?花嫁は北斎じゃねーの?

「そうだナ…あれはほんの一週間前。野外露出お散歩ぷれいからのふたなり逆あなるれいぷをしてた時の話サ…。」
「パワーワードが過ぎる!!!!」
「ぷろぽおず?って言うのかい?まぁおれから指輪を渡して結婚を申し込んだわけだ。おれの嫁になってくれ。ってナ!」

わけがわからないよ。

「おれは嫁入りして二日半で追い出されちまった事があるからナ!そんじゃおれが夫になりゃいいって思ったワケサ!」
「…。」
「ほんとおめでとー。」
「あたしからもおめでとう。」

…。
……。

どうしてなんの疑問も持たずに祝ってんだよ…。

「ほら、まーちゃんも。」
「ねぇおかしくね?なんで皆ツッコまねーの?それとも俺がおかしいの?ねぇ、ねぇ聞いてる?」

何そのクッソハードなプレイ
何そのおれが夫になりゃいいとかいう謎理論
それに対して誰も疑問持たなかったわけ?
じゃあ俺がおかしいの?

「お、マイ。準備はどうだい?」

頭の中がどえらい事になってるとその元凶がやってきた。

「探偵さん!その様子だと聞いたみたいですね。僕結婚するんです。」

嬉しそうな顔してるなお前。
お前はなんの疑問も持たなかったのかよ。なんの不満もねーのかよ。

「僕もお栄ちゃんにプロポーズされて嬉しくて…それに僕…お嫁さんに…なりたかったから…。」
「ったくマゾ犬のくせに可愛いこと言いやがって!こっちも恥ずかしくなるだろ!」

そういい、頭をわしゃわしゃと撫でる北斎。
微笑ましい光景かもしれないが…理由が変すぎる。
ダメだよこいつ。
式開く前に病院行けよ。頭の方だぞ。立川にいいとこあんの知ってっから。

「それで、聞いたかもしれないけど探偵さんにはどうしても来て欲しくて…。」
「…。」

行きたくねーって。

「だってこうして僕とお栄ちゃんが会えたのは探偵さんのおかげだし…だから感謝の気持ちを伝えたいんだ。」
「…まぁ、あれは偶然だし…。」

話には聞いた。
こっちの世界に来る際、北斎と引き離されてしまったってこと。
なんでもそりゃまたコイツの兄…あの葛城財団代表の
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