第111話
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定めて一斉攻撃して撃ち落とせ!!」
「イエス・コマンダー!!」
そして領邦軍の司令官の指示によって戦車や銃を持つ機甲兵達は砲口や銃口をクロード隊とローレンツ隊に向けたが
「輝け、翼輝陣――――――ケルト=ルーン!!」
「駆けよ、漆黒の雷――――――黒ゼレフの電撃!!」
「ぐああああああ……っ!?」
「ぎゃあああああ……っ!?」
「があっ!?」
既に詠唱を終えたリシテアとドロテアがそれぞれ高火力の魔術を戦車や機甲兵達に向けて放ち、二人の魔術に続くようにリシテア隊やドロテア隊の魔術師達も一斉に魔術やアーツを放ってクロード隊とローレンツ隊に攻撃しようとしていた戦車や機甲兵達を破壊したり怯ませたりしていた。
「よし――――――敵が怯んでいる内に一撃だけ与えて一度下がれ!歩兵じゃなくて機甲兵や戦車を最優先に狙えよ!――――――そらあっ!!」
「イエス・サー!!」
リシテアとドロテアの魔術師の部隊によってノルティア領邦軍が怯んでいる隙にフォルデ率いるリィン隊の機甲兵の部隊が次々とノルティア領邦軍の戦車や機甲兵に対する一撃離脱を行い
「さあ、ようやく私達の出番だ!フェルディナント隊、突撃開始!」
「ディミトリ隊、突撃!敵陣を縦横無尽に駆けて敵軍を混乱させるぞ!」
「ドゥドゥ−隊、行くぞ!重装備の俺達は敵軍の兵器の破壊を最優先だ!」
「カイル隊、突撃!!敵軍に……そして戦友達に”聖焔の勇槍”と称えられているエフラム皇子殿下直轄の親衛隊の力を見せつけてやれっ!!」
「イエス・サー!!」
「オオオォォォォォォ――――ッ!!」
フェルディナント、ディミトリ、ドゥドゥーが率いるそれぞれの騎馬隊、そしてカイル率いる戦斧を得物とする騎士達―――斧騎士の部隊はノルティア領邦軍への突撃を開始した。
「エーデルガルト隊!戦友達が切り拓いた敵陣の傷を更に広げるわよ!!」
「イエス・マム!!」
フェルディナント達が突撃を開始するとエーデルガルト達重騎士の部隊も進軍を開始した。
「フン!崩襲撃!!」
「な――――――」
「おぉぉぉぉぉぉ……っ!!」
カイルは騎馬と共に跳躍して機甲兵のヘッドを戦斧で叩き割ると共に操縦席にいる軍人も真っ二つにし、ドゥドゥーは頭上で斧槍を振り回した後戦車目掛けて強烈な一撃を叩き込んで戦車を無力化し、周囲の騎士や空の騎士達も次々と兵器を無力化し続けていた。
「バ、バカな……生身で”兵器”を破壊する等、連中は”化物”ばかりなのか……!?」
「こ、これが”ゼムリア大陸真の覇者”と称えられているメンフィルの”力”だというのか……!?」
一方生身の人が兵器を破壊するという信じがた
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