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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
古里炎真・コズモルート
第8話B ユニゾン炸裂! トゥルイエモンとレキスモン
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と切歌は遊園地に来たことが無いからか、目の前に見える町の光景に目を輝かせていた。

一方、炎真は実の家族がDスペードに殺されるより前に、家族と一緒に遊園地へ来たことはあるが一度だけで、Dスペードに家族を殺された後はシモンファミリーの皆と泥水を啜るような苦しい生活を送って来たことから遊園地に行く余裕も無かったので、久しぶりに見る遊園地の光景に懐かしさを感じていた。

そんな時……


炎真「っ!」


炎真は何かを感じ、後方へと視線を向けていた。


調「炎真?」

切歌「どうしたデスか?」

炎真「……何かが来る」

調「え!?」

切歌「ま、まさか、ヌメモン達デスか!?」

炎真「いや、違う。それよりも危険な何かが……」


そこへ……


ヌメモン「そこのお姉ちゃん達!」

切歌「ヒィッ!?」

調「ぬ、ヌメモン!?」


1体のヌメモンが物陰から現れたのだ。


ヌメモン「ここに隠れな! 奴が来るぞ!」


ヌメモンは炎真達にこちらに来るように手招き?していた。


炎真「……彼の言う通り、ここは隠れよう」

切歌「え、炎真!?」

調「で、でも……!」

炎真「今は僕を信じて! 早く!」

調「う、うん」

切歌「わ、わかったデス」


調と切歌は先程のことがあってヌメモンに良い印象を抱いていないので躊躇するが、炎真に強く言われて渋々了承するのだった。

そして、炎真達が隠れたと同時に黄色い熊のぬいぐるみのようなデジモンが現れた。


炎真「あれは、デジモンなの……?」

ギルモン『うん、そうだよ』

ロップモン『あのデジモンはもんざえモン、完全体のパペット型デジモンよ』

調「完全体?」

ルナモン『成熟期デジモンがさらに進化したクラスのデジモンで、わかりやすく言えば成熟期のグラウモン達よりも強い格上の存在よ』

切歌「あ、あんなぬいぐるみのような見た目で、グラウモン達より強いんデスか……?」


物陰に隠れている炎真達が小声で会話する中、完全体のパペット型デジモンーー『もんざえモン』は……


もんざえモン「おもちゃの町へようこそ。おもちゃを愛し、おもちゃに愛されるおもちゃの町の町長ですよ」


まるで壊れたおもちゃのように、不気味な雰囲気を醸し出しながらそう呟く。


調「あれ、良いデジモンなの……?」

ロップモン『その筈……なんだけど……』

ヌメモン「騙されるな、最近奴はどうも様子がおかしいんだ……」


ヌメモンは調達を注意する。


炎真「何があったの?」

ヌメモン「さあな。詳しくはわからないが、この町に黒い歯車が現れてからあんな風になったみ
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