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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
古里炎真・コズモルート
第8話B ユニゾン炸裂! トゥルイエモンとレキスモン
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黒い歯車!」
切歌「漸く見つけたのデス!」
トゥルイエモン「レキスモン!」
超炎真「フィニッシュは任せたよ!」
レキスモン「了解! 受けなさい、ティアーアロー!!」
レキスモンは背中の突起から美しい氷の矢を引き抜き、もんざえモンの背中にある黒い歯車に目掛けて放つ。
そして、レキスモンの氷の矢は……
パキーンッ!!
黒い歯車に命中し、黒い歯車は凍結すると同時に割れ、消滅するのだった。
切歌「よっしゃあなのデース!♪」
調「やったね、切ちゃん、炎真♪」
超炎真「はい!♪」
炎真達3人は仲良くハイタッチを交わす。
黒い歯車を破壊できたことによりもんざえモンは正気を取り戻し、炎真達の勝利が確定するのだった……
もんざえモン「おもちゃは飽きられるとあっさり捨てられ、壊されてしまう……それが許せなかったのです」
黒い歯車を破壊したことにより正気を取り戻したもんざえモンは、捕らえていたギルモンやヌメモン達、クロアグモン達を解放し、さらには感情を奪っていたなのは・奏・はやて・翼・ギンガの5人を元に戻した後に語る。
背を丸め、申し訳なさそうに語るその背中はあまりにも寂しかった。
もんざえモン「おもちゃが遊ばれちゃいけない、おもちゃが遊ばなくちゃいけないと、いつの間にかそう思うようになって……すみません、私は思い上がっていた様です……」
調「思い上がってるなんて、そんなことないよ。もんざえモンの言ってる事は間違ってないって、私は少なくとも思う」
切歌「調の言う通りデス。もんざえモンは黒い歯車の所為でやり方を間違えてしまっただけなんデスから、元気を出すデスよ♪」
調と切歌はF.I.S.に来る前の、実の家族と暮らしていた時の記憶が無いが、きっと小さい頃は沢山のおもちゃに囲まれ、楽しかったと思う。
それは炎真もなのは達も同じで、その時の気持ちは若干朧げではあるが覚えている。
顔を見合わせてにっこりと笑う調と切歌を見て、もんざえモンは微笑みかけた。
もんざえモン「調さん、切歌さん、皆さん……私を正気に戻してくれて、ありがとうございました。お礼にハッピーにしてあげましょう♪ ラブリーアタック!!」
優しいピンク色のハートが、炎真達とデジモン達を包んでふわりと空を飛ぶ。
暖かくて幸せな気持ちが沸き上がる。
今度こそ本物の笑顔が、笑い声が、夕暮れに染まるおもちゃの街に溢れるのだった。
そんな中……
炎真(それにしても……僕を助けてくれたあの綺麗な女の人、誰だったんだろ? 初めて会った気がしなかったけど……また会えるかな?)
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