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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
古里炎真・コズモルート
第8話B ユニゾン炸裂! トゥルイエモンとレキスモン
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ここは、何処だ……?

暗くて、何も見えない……

体が、まったく動かない……

確か僕は……調さんと切歌さんを庇って、もんざえモンの攻撃を受けたんだ……

なのはさんや奏さん達を助ける為に、もんざえモンを倒さないといけないのに、こんなところで……僕は、このまま何もできず、永遠に暗闇の中にいるのか……?

いや……それでも……それでも、諦める訳にはいかない! 諦めてたまるか!!

僕はそう思い、動かせない体を動かそうと必死に?いていると……


『そうだ○○○○、それでもと言い続けろ』


え? 今、女の人の声が聞こえて来たような……

そう疑問符を浮かべている僕の目の前で翡翠色の光が輝き出し、その光と共に長い栗色の髪と蒼い目を持つ女の人が現れた。


『フッ……姿や名前を変わってもお前はお前なのだな、○○○○』


女の人は笑みを浮かべながら僕のことを知らない名で呼びながら、僕の手を掴み取る。

何だろう……僕はこの女の人のことを知らない筈なのに、何故か初めて会った気がしない……それに凄く暖かくて、心が落ち着く……


『さあ行け、○○○○……今のお前の仲間が待っている……』


女の人は僕の背中を優しく押し、前へと進むよう促す。

最初は思うように動かせないでいた体が次第に動かせるようになって行き、僕の体はより前へと進んで行く。

そして、目の前に眩い光が現れ……


『○○○○、お前の中にはどんな暗闇も照らす光が宿っている……『可能性』と言う名の希望の光がな……それを忘れるな』


女の人の言葉を最後に、僕の意識は途切れた……
















トゥルイエモン「調ーーー!!」

レキスモン「切歌ーーー!!」

調・切歌『っ!』


調と切歌は迫り来るもんざえモンの必殺技の恐怖から目を瞑り、直撃を覚悟した……その時。


フォンッ!!

調「えっ!?」

切歌「デデースッ!?」

トゥルイエモン・レキスモン『なっ!?』


調と切歌は何かによって勢いよく引き寄せられ、もんざえモンの必殺技を間一髪回避した。

そして、引き寄せられた調と切歌は誰かに抱き留められた。

その人物は……


超炎真「2人とも大丈夫ですか?」

調・切歌『え、炎真!?』


先程まで感情を失っていた筈の炎真で、彼はハイパー化して調と切歌を大地の炎の重力で自身の方へ引き寄せて救うのだった。


ギルモン「炎真〜〜ッ!!」

アグモン(S)「か、感情が戻ってるぜ!」

ガオモン「まさか、自力で感情を取り戻したのか!?」

クロアグモン「とん
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