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X Dimensions SoldierS Re: Xros Rays
古里炎真・コズモルート
第8話B ユニゾン炸裂! トゥルイエモンとレキスモン
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…?」

はやて「……せやな、デジタルワールドは何でもありやし」

ギンガ「そ、その結論は極論過ぎるような……」

なのは「けど、何故かそれで納得しちゃうんだよね……」

翼「あの自販機、電気が通っているのだろうか……?」

奏「うーん、どうかなぁ……」

調「切ちゃん、自販機で飲み物を買いたいの?」

切歌「その通りデース! ジュースが飲めるデース!♪」


切歌はそう言って自販機に向かおうとするが……


調「でも切ちゃん、今お金持ってるの? 確かコテージに置いて来ちゃったと思うけど……」

切歌「あ…………あああああああっ!! そうだったデース!!!」


調に指摘され、切歌は所持金が元の世界のコテージに置いてあることを思い出す(笑)


切歌「し、調は持っていたりしないデスか……?」

調「私も切ちゃんと同じでコテージに置いて来ちゃったから、今は持ってないよ」

切歌「つ、翼さん達は……?」

翼「すまない、暁……私も同じだ」

なのは「にゃはは、私も……」

はやて「ごめんなぁ、私もや……」

ギンガ「同じく……」

奏「ええと……つい最近まで死人だったあたしに至っては論外だな……」

切歌「(ガクッ!)デスよね……」


調や翼達にお金を借りようと考えたが、彼女達も自身と同じ状況であることに肩を落とす切歌。

そこへ……


炎真「あ、僕が出しましょうか? ジュース1本買うお金ぐらいならありますし……」


唯一お金を持っている炎真がそう申し出た。


切歌「ほ、本当デスか!?」

炎真「はい♪」

調「良かったね、切ちゃん♪」

切歌「炎真、ありがとうデース♪ それじゃあ……」


ご機嫌な様子で自販機のジュースを選ぼうとした……その時、突如切歌の目の前にある自販機が真っ二つに割れ、空洞な中身をさらけ出した。


切歌「え!?」

調「じ、自販機が割れた!?」


そして、商品の缶など無い機械の中に鎮座していたのは……


?「は〜い、そこのお姉ちゃん達。元気〜?♪」

切歌「ぎょえええええ!!?」

調「な、ナメクジ!?」


生理的に受け付けられそうに無い外見をした、緑色のナメクジのようなデジモンであった。


アグモン(S)『こ、こいつは、ヌメモンだ!』

奏「ぬ、ヌメモン?」

ピコデビモン『暗くてジメジメしたトコが好きで、知性も教養もない成熟期のデジモンだ』

なのは「成熟期と言うことは、クロアグモン達より強いの……?」

ピヨモン『ううん、ヌメモンは私達を含めた成長期よりも遥かに弱いわ……弱いんだけど、汚いの……』

なのは「き、汚いのぉ!
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