第百七十七話 ケバブを食べながらその十一
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「チョコ、レモン、ストロベリー、ブルーベリーで」
「五段やな」
「それ食べたいわ」
「綾乃ちゃん色々食べるな」
「甘いものめっちゃ好きやから」
それでというのだ。
「アイスもクレープも好きやで」
「そやねんな」
「あとチョコレートも好きやで」
こちらもというのだ。
「勿論ケーキも」
「ほんまに色々好きやな」
「和菓子も中国のお菓子もやし」
「そして食べたもんが全部胸にいくと」
シャーデーは笑って言った。
「これはええな」
「シャーデーちゃんもそう言うん?」
「その胸ほんま目立つから」
だからだというのだ。
「それでやで」
「何か胸言われると」
「胸を言われるってええですやん」
フルルは恥ずかしがる綾乃にこう言った。
「あるものは」
「そう言われても」
「大きな胸には夢が詰まってます」
冷静な声での言葉だった。
「そやから」
「ええのん?」
「そう思います」
「そやねんね」
「というかほんまに九十やろか」
シェリルはかなり疑問という感じだった。
「綾乃ちゃんの胸って」
「それここでも言うん?」
「見れば見る程大きいから」
だからだというのだ。
「そやから」
「それで言うん」
「ここでも。ただ」
「ただ?」
「羊を食べると脂肪が減るから」
「あっ、羊のお肉って身体の脂肪燃やすから」
「それで」
だからだというのだ。
「胸は脂肪やから」
「ほなうちも羊のお肉食べたら」
「とはいっても我が国は羊肉はほぼ主食で」
シェリルはこうも言った、オーストラリアは牛肉もよく食べるがそれ以上にラムやマトン等羊の肉もよく食べるのだ。
そこからだ、シェリルは綾乃に話した。
「巨乳の人多いから」
「そう言うシェリルちゃんも結構ない?」
「自覚あるから。つまり羊を食べても」
「胸は減らんの?」
「他の部分の脂肪が減るかも」
こう言うのだった。
「若しかして」
「それは羊以外にも脂肪がつくものを食べてるからや」
リーはシェリルに述べた。
「お菓子とかビールとか」
「そのせいやろか」
「そやろ」
「そういえばそうね」
シェリルも否定しなかった。
「私達お菓子も随分食べるわ」
「そしてビールも」
「毎日ごくごく飲む人多いわ」
「そうした生活やとな」
「羊肉を食べても」
「胸は大きくなる」
「そして太る」
シェリルは自分から言った。
「そうね」
「いや、それ言うたらな」
メルヴィルが苦笑いで言ってきた。
「アメリカなんかもうな」
「いつも肥満言われてるけどな」
トウェインも言う。
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