暁 〜小説投稿サイト〜
オズの木挽きの馬
第一幕その十一

[8]前話 [2]次話
「だから忍者の人達もね」
「忍術を使えるにはですね」
「しっかりとね」
「免許がないとですね」
「出来ないんだ」
「そうなんですね」
「オズマ姫が直接出しているからね」
 オズの国家元首であるこの人がというのです。
「だからね」
「オズマ姫に認めてもらえるとですね」
「忍術も使えるよ」
「じゃあオズの国の忍者の人達も」
「皆ね」
「オズマ姫に認めてもらった人達ですか」
「それで信頼出来るんだ」
 確かな人達と、というのです。
「そうなんだよ」
「そうですか」
「そして皆が知っている人達もいるかな」
「オズの国の忍者の人達には」
「うん、特に日本人君はね」
「というと」
 恵梨香はモジャボロのそのお話を聞いて言いました。
「真田十勇士とか服部半蔵とか」
「すぐに名前が出て来たね」
「有名ですから」
 それでというのです。
「私もです」
「知っているんだね」
「はい」
 実際にというのです。
「そうなんです」
「その忍者の人達についてだね」
「オズの国は外の世界にいた夢のある人達が集まる国でもありますね」
「そうだよ」
「だったら」
 それならというのです。
「こうした人達も」
「そのこともお会いしたらね」
「その人達にですね」
「その時にわかるよ」
「楽しみになってきました」
 恵梨香は実際に目を輝かせて言いました。
「何か」
「そうだね、ではね」
「忍者の方々にお会いしたら」
「その時はね」
「どういった人達がいて」
「そしてどんな忍術を使うか」
「楽しみにしています」
 恵梨香はにこりと笑って言いました。
「その時が来ることを」
「それではね」
「はい、一緒に」
「行きましょう」
 こう話してそうしてでした。
 皆はグリンダのお城に向かいました、この時皆はまだグリンダのお城に行くだけだと思っていました。ですがここから大きな冒険になるのでした。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ