学園祭デート!! 気まぐれメルシィ!!
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意の自己弁護言い訳」
歌月はペンライトを天に掲げ、円を描く。
ミク「ほらほら、また始まった、ごめん!!からのキスのパターンってカンジ?」
GUMI「いつか、アタシだけ、そんな夢見た事もあったけど?」
ルカ「寂しい時だけ電話して、もううんざりだわ!!」
歌月はペンライトをミクと同じシアンカラーに変えて腕を振った。
ミク「全然アタシに興味ないじゃん!!」
GUMI「君が好きなのは自分でしょ?」(YEAH)
講堂に光が大きく照らされ、マゼンタ・シアン・ライムグリーンが講堂を支配する。
ミク・ルカ・GUMI「そーやってまた誤魔化して……」(もう!!)
ミク「BE MY BOY我儘すぎるBABY」
ミク・ルカ・GUMI「抱きしめてよね?」
曲が終わると同時に、歓声が響き渡る。
俺はペンライトをホルダーにしまい、楽屋まで走って会場を後にした。
ミク「みんな、お疲れ様」
GUMI「いやー楽しかった!!」
するとルカはミクの背中を押す。
ルカ「行ってあげてください、きっと一番に会いたがってると思いますから」
ミク「で、でも……」
GUMI「後は私達がやっておくよ、行ってきなよ!!」
ミクは笑顔でカバンを持ち、楽屋を出ていく。
GUMI「さてと……」
ミクは楽屋から出ていくと関係者ルームの左に……
歌月「お疲れ、ミク!!」
ミク「歌月君!!」
俺はミクを壁に追い込み、左手首を握り締めてキスをする。
その後ミクは恥ずかしそうな赤い顔で聞く。
ミク「こんな所で、バレたらどうするのよ……」
歌月「だから隠れてやってるんだろ、隣の警報機の陰で」
ミクは歌月に恐る恐る聞いた。
ミク「ライブ、どうだったかな?」
歌月「可愛いし、凄く綺麗だったよ。今度は、俺だけに近くで見せてよ」
ミク「いいよ」
誰もいない楽屋に入るとミクは衣装に着替える。
楽屋の外で歌月は胸を高鳴らせていた。
そして……
ミク「入っていいよ」
歌月の目にはミクのシアンカラーのアイドル衣装が目に映る。
歌月は引き寄せられるようにミクを抱きしめる。
歌月「この姿で、抱いてみたかった」
ミク「ありがとう、嬉しい」
楽屋の背後でKAITO・GUMI・ルカの3人が二人を見つめながら呟く。
GUMI「さあ、引き上げますか」
去り行く3人に気付かぬまま。
二人は二度目のキスをした。
ミク「歌月君」
歌月「ミク」
二人「大好き」
学園祭の終わりと共に、二人は身体を重ね合わせた。
END……
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