93 迎え撃ちを図れ
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イヌラックルだ。これらは我を引き継ぐ神だ。やれ!」
「了解!!」
アイヌラックルによって多くの神が組織「狼」に対抗した。そして悠一によって召喚された家康と長員も抗戦する。
「この、やるわね!」
アサカワと呼ばれた女は薬品をばらまいた。そして発火した。
「纏めてバーベキューにされちゃいな!」
「何たることを!」
「ならば我が!」
アイヌラックルが青い雲を作り出した。
「水になれ!」
その時、青い雲は雨のように降り、アサカワが発火した炎を消した。そして家康が刀を振りかざす。
「我と長員の刀は勝利と健康を齎す妖刀だ。お主らを成敗してくれる!」
家康が振った刀によって「狼」のメンバー達は吹き飛ばされた。
「トカプチュプカムイ、とどめを刺すのだ!」
「了解!太陽の光よ、裁きを下せ!」
トカプチュプカムイは唱えた。
「これで奴らは気絶し、動けんであろう。その間に法を取り締まる組織に引き渡すのだ」
シャクシャインは告げる。
「ああ、警察ね」
組織「狼」はトカプチュプカムイの能力で完全に気絶し、あり達は警察に通報して彼らの身柄を引き渡す予定でいた。しかし・・・。
「な、なぬ、なぜだ、なぜ効かぬ!?」
「保険として別に一人付けて貰ったんだよ」
「何だと!?」
別の人物が一人現れた。
「俺が無効化させてもらったぜ」
「お前も東アジア反日武装戦線か!?」
「いいや、俺は日本赤軍だ」
「え!?」
皆が驚いた。
「俺は和光晴生。ここにある杯を奪う為に東アジア反日武装戦線と組んだが、まさか邪魔が入るとはな」
「・・・って事はもう同盟を結んでるって事!?」
「この愚かしい和人め、簡単にはさせんぞ!」
シャクシャインはげ激昂し、和光に立ち向かう。だが、何もせずに弾き返された。
「うおっ、な、なんだ!?」
「ははは、なめんなよ。簡単にやられんぞ」
「まさか・・・、貴方も能力が・・・」
ありは自分の従弟が自分には凡人とは異なる能力を持っているという事は聞いた事がある。その従弟が自身の家に寄った帰りにこの地で同じく異世界の人間と日本赤軍が杯を奪いに訪れた際に(その時肝心の所有者は清水に遊びに行っていて留守だったが)自身の能力を使用して追い払ったと母から電話で聞いた事がある。
「赤軍にもそうやって普通の人と違う能力を持っているっていうの?」
「は?いいや、違うな。静岡の清水にいる、高校生の能力がめちゃくちゃ強いって聞いたから、そいつらがいる高校の文化祭で俺の仲間がそいつの能力を一部を吸い取らせて貰ったんだよ。その吸収した機械からそいつと同じ能力を発揮できる機械を仲間が量産したのさ」
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