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インフィニット・ストラトス 〜五年後のお話〜
学園生活
第六話 クラス代表! 後編
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く気付いたな!」


『龍の牙』の尖がっている部分にはかなり薄い隙間がある。
そしてそこからは衝撃砲が撃てるようになっているのだ。


「それだと離れていては不利ですね」

そう言ってアルバレルトは『時雨』に持ち替えて急接近してくる。

「甘いね!!」

俺は盾を構えるような形でアルバレルトに突っ込む。
先ほどと同じように二人がぶつかる。

「そしてこれ!!」

「!!」

『龍の牙』の盾の部分の中心から槍が出て『時雨』を真ん中で折った。

「これはシールドピアス・・・!!」

即座に『時雨』を手放し『春雨』を呼び出し少し距離を離す。

「まったく・・・衝撃砲にシールドピアス、本当に厄介ですね。その武器」

『龍の牙』には様々な国の武器が搭載されている。
攻撃を予測するのは最初では不可能だろう。

「降参するかい?」

「まさか!」

先ほどよりは少し離れた間合いから槍を連続で繰り出す。
反撃を繰り出せない丁度いい距離をとっている。


先ほどの突きや咄嗟に槍に持ち替えたのを見る限りアルバレイトは武器の使い方では一流だろう。


こいつのために作った武器を持たせたら凄いことになりそうだ。



「でもただの武器には負けられないのでね!!」


俺は『龍の牙』を二つに分ける。

「何!?」



『龍の牙』は元は二つの武器なのだ。
三角の部分と円形の部分。
  剣  と  盾  。
分離してこそが本領だと言えるだろう。



「それ!!」

槍を剣で横にはじき、接近する。
そしてそのまま剣で一文字に斬る。

「うっ!!」

衝撃でアルバレルトが後ろに離れる。
そこで俺は衝撃砲で追い討ちをかける。

「これでどうだ!!」


アルバレルトは地面にたたきつけられる。
そのとき『春雨』も離れたところにいってしまった。



アルバレルトに残っているのはもう盾しかない。
勝負は決まっただろう。




「まだ・・・・・ですよ・・・!!」




「!! あれだけ攻撃受けてまだ立ち上がれるか・・・」

武器もないこの状態で逆転は不可能だろう。

そんな状態でもアルバレルトの目は諦めてない。
立ち上がり盾をコールしこちらに向かって飛んで来る。

「体当たりでもするつもりか?」

来たら避けてその時斬って終わりにしよう。


二人のISが交差し、剣が相手を斬りつける。




「・・・・何?」






しかし、斬ったのは俺ではない。






アルバレルトである。


アルバレルトは盾を構えて突っ込んでくる途中、盾を持って
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