第百七十六話 スナックコーナーの前でその四
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「どっちの世界でも」
「自分はそやねんな」
「クラスは商業科の一年C組で」
そこの所属でというのだ。
「それで日舞部です」
「ダンスは日本のか」
「ダンス部にも所属してます」
こちらにもというのだ。
「まあダンスはどっちもです」
「出来るんやな」
「それで好きです」
そうだというのだ。
「そやからやってます」
「そういうことやな」
「目立てるもんが幾つもあることはええことです」
こう言ったのはマリーメイアだった、白い髪の毛をロングにしていて紫の目は神秘的な輝きをはなっていて肌は雪の様だ。肌も白く顔の形は卵に似ている。背は一五八程で柔らかそうな胸と腰を持つ身体を黒ビキニで覆っている。
「それだけで」
「日本はやな」
「忍者に侍に公家にお坊さんに神主さんに僧兵と」
「全部日本のもんやな」
「はい、そういうのが全部あって」
それでとだ、マリーメイアは中里に話した。
「日本は目立ってますね、どの時代もええです」
「江戸時代や戦国時代だけやないか」
「私としては平安時代や大正浪漫も」
これもというのだ。
「ええです」
「そう思うんやな」
「はい」
実際にというのだ。
「そう思います」
「そやねんな」
「日本の学校もええですし」
こちらもというのだ。
「その独特の雰囲気が」
「現代もか」
「かなり、私は農業科の二年D組で」
クラスはそこで、というのだ。
「生物部に所属してます」
「部活はそっちか」
「はい、この学校文系も生徒多いですね」
「部活の掛け持ちも出来るしな」
「それで、ですね」
「二つも三つも入ってる奴おるしな」
それでというのだ。
「中には十入ってる奴もおるみたいやな」
「もうその日どの部活に出るか迷いますね」
「そのレベルやな」
そこまでの数の部活に所属していると、というのだ。
「ほんまに」
「そうですね、そこは」
「掛け持ちがいいというのは」
サンチェスも言ってきた、一八八ある大柄な身体であり筋肉質である、胸板が厚い。黒い硬い髪の毛でアフリカ系の肌だ、顔立ちもそうであり目は黒い。膝までの競泳水着に白いシャツという恰好である。
「有り難いです」
「色々楽しめるからやな」
「はい」
実際にというのだ。
「それは」
「そうなんやな」
「文系も理系もそして体育会系も」
「全部やな」
「拙僧はクラスは工業科の二年A組で」
クラスはそこで、というのだ。
「部活はプロレス部です」
「プロレスか」
「そっちを楽しんでます」
「成程な」
「これが面白くて」
そのプロレスがというのだ。
「ほんまに」
「楽しんでやってるか」
「そうしてます」
「部活は楽しんでするものですね」
ラザワウナリスンも言っ
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