暁 〜小説投稿サイト〜
Re.IS〜For the love & peace〜
7.日常のS/チャンスは準備された心に
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「で?どうすんだよ?」
「どうするとは?」
「決まってんだろ。代表決定戦のことだよ」
 現在は昼休み。食堂にて一夏、箒ちゃんと昼飯を食べていた時の一幕だ。ていうか一夏。どうするって。
「やれることをやるしかないだろ。機体の準備したり。相手を研究したり」
「特訓はしねーのかよ?」
「え?世界三大珍味の?」
「それはトムヤムクン」
「いいか?この失敗から学べばいいんだ」
「それは教訓」
()に従っていればよいのだ。雑種」
「それは暴君!お前ふざけてるだろ!」
 こいつ中々ノリがいいな。こいつで遊、弄るのはともかく。
「ま、大丈夫大丈夫。それよか、お前はどうなんだよ」
 おそらく、いや確実にお前のベット最低値だぞ。いや、俺もわからないな〜。クラス内での印象的に。
「そうだぞ、一夏。勝算はあるのか?」
「う〜ん。どうだろう」
「格闘技とかの経験はないのかよ?」
 格闘技なんかの経験は意外と侮れなく実戦経験が乏しくてもちょっとの戦闘でそこ時からを発揮してくるのだ。身内だと万丈さんなんかがいい例で、ドラゴンフルボトルの力も相まって凄まじい爆発力がある。
「小学校の頃は剣道をやってたんだけど、中学でバイト始めるために止めちまったんだよ。でも、中学時代のやつと喧嘩はやってたからちょっとは自信あるぜ」
「なっ!貴様!剣道をやめたとは何事だ!」
 箒ちゃんがなんかげきおこスティックファイナリアリティプンプンマスタースパークなのはひとまず一夏に丸投げしておいて、ふむ。喧嘩系か。喧嘩系はやばい人はやばいほどのピュアファイターになるからな〜。これは一海さんが当てはまる。
「まあ、なんとかなるんじゃない?お前には政府が専用機を出すらしいし」
 俺のこの一言に周りで聞き耳立てていた女子たちが一斉にガタっと席から立ち上がった。
「ええ!織斑君こんな時期に専用機もらえるの!?」
「いいなぁ!」
「ウホ!いい男!」
 食堂はちょっとした騒ぎになったが俺は気にせずに箸を進める。周りは羨ましがっているがようは男性操縦者のデータを得るためのモルモットだからね。さらに言うならもしもの時はこちらに従えという首輪だからね。ま、束さんが何かしら細工するらしいが。
「………なあ」
「なんだよ?」
「 せ ん よ う き っ て な ん だ ?」
 一夏のこの発言により周りは打ち合わせていたかのようにズコー!とずっこけていた。いや、一夏お前。
「………整いました。一夏の頭脳と掛けましてツンツン頭と掛けます」
「………その心は?」
「どっちも鳥頭でしょう」
「?どういうことだよ?」
「……………………┐(´Д`)┌ハァ。お前がバカっていうことだよ」
「ばかじゃねぇーよ!」
「じゃあなんでさっき授業でやったことを忘れてんだよ!」

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