入学
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持ちもある。だが、ここは従おうじゃないか。面倒ごとが減って助かるぞ。
「分からず屋は出て行きなさい! 」
結局、アリアにガバメントで脅され出て行ってしまった。おい、ご主人様と一緒にいるのは大変なんだぞ。
どこが沸点かもわからないし、言動に注意するか。
「アリア様「アリアでいいわ」……じゃ、アリア。なんで俺たち家におしかけてきた? 単にパートナーにするっていうだけじゃないだろ? 」
「ええそうよ。あたしにキンジとあなたの力をかしてほしいの」
「なんで俺たちなんだ? 他にも、強い奴らならいるだろう」
「勘よ。あなたたちとはうまくやっていけそうなの」
勘……ねえ……Sランク様も勘に頼ることもあるんだな……あ、俺もSランクだったわ。
いかんいかん、つい忘れそうになるな。
「あなた、能力持ちでしょ? 」
「そうだが、俺のこと調べたのか? 」
「ええ。京条朝陽。強襲科、諜報科、超能力捜査研究科でSランクを持ち、武偵高でも上位に入る強さ。
装備はグロック18C、氷刀【雪月花】。生徒からの信頼は厚いが、性格の悪さから……ゴミ条と呼ばれることも多々ある……あんた、人気者ね」
「ゴミ条は余計だ! まあそんな感じだな」
「あとあなた、高校入学以前どこの中学に通ってたとかそういうデータ出てこなかったんだけど、どこで何してたの?」
言えないっ! シャーロックにイジメられてたなんて言えないっ!
「それはまた今度だ。それより、キンジをいれてやれ。そろそろ帰って来る頃だと思うぞ。俺は明日に今日はもう寝る。また明日な」
アリアにそれだけ伝え、俺は二段ベットの上にいき、目を閉じる。──が、眠れない。アリアが変態だの、服返せなど叫んでいるからだ。ガバメントの発砲音もするし、キンジの悲鳴も聞こえる。
またやらかしたんだな……もういいや。頑張って寝よう……。
☆☆☆
「あの手紙、読んでくれたかなぁ……心配なのだ……」
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