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俺、ヤンデレ神に殺されたようです!?
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☆☆☆



 日が暮れるまで話し込んでしまった。時計を見ると4時間も経っている。まあ平賀さんとの話は面白かったし。
 だけどもうそろそろ、寮に戻らないといけない時間になってきたな。


「平賀さん、そろそろ俺は帰るとするよ。夕飯のしたくもしなきゃならない」

 平賀さんは名残惜しそうな表情を浮かべたが、
 何か思い出したようで俺に待っててと告げ、奥に行ってしまった。
 仕方なく傍にあった椅子に座っていると、3分くらいして奥の方から戻ってきた。

「きょーじょー君にあげるのだ......」

 可愛いお顔を真っ赤に染め上げ、差し出してきた小さな手にはグロックのマガジンがのっていた。

「平賀さん?俺予備マガジンはいっぱい持ってるけど......」

「そ、それは特別製なのだ! もしよかったら返事が欲しいのだ。」

「そっか、ありがと! このマガジンにはどんな弾が入ってるんだ?」

 平賀さんからもらったマガジンは、
 弾が入ってないと思えるくらい《《とても軽かった》》。だが上から見るとしっかり弾らしきものが入っている。

「そ、それは企業秘密なのだ! 絶対にいつも冷やしておいて欲しいのだ。温度12℃くらいがいいのだ。あと何か、そのマガジンを覆うポーチみたいなもので保護をしてくれなのだ。」

「冷やさないと撃てないのか......分かった。」

 そのくらいなら精神力もほとんど使わないし、
 どんな弾がでるのか楽しみだな。
 とりあえず特製のマガジンポーチにいれておく。

「じゃあ平賀さん!また明日!! 」

「さ、さようならなのだ!! 」

 何故か緊張した顔をこちらに向け、見送ってくれた平賀さんに手をふり、寮への帰路につく。寮から学校へは自転車を使えばなんてことない距離であり、寮に帰るとキンジがダラダラしていた。まったく、勉強の一つでもしたらどうだ?俺はシャーロックに大学卒業までの勉強を教えてもらっているから大丈夫だ。
 だが.……その教え方がひどい。間違えたら銃弾がとんでくる。そんな世界だったな。

 とりあえず夕飯何するか決めてないのでキンジに、何がいい? って聞いたらカレーがいいらしい。よし、カレーにするか!あと野菜は、と。

『ピンポーン』

 ん?誰か来たのか?

「キンジ、今手が離せない状況だ。頼む」

 ?────ピンポーンピンポーン

「今少し考え事があるんだ。後にしてくれ」

 ?─────ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン

「「ああああ!!!うるせえ!!!」」

 2人で一緒に玄関に行き、俺が扉をあけると...
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