入学
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ってもいいことだわ! そうしましょう。』
(よし!!これで俺はやっとあんなことやこんなこと......)
『君......もういいや。許可制にしたわ。』
ロリ神様にお礼を言ったあと通信を切り、イケメン不知火に任せている食堂に向かった。
☆☆☆
あの後、食堂についたところで昼休みが終わったので4人で教室に戻った。
HRなんてものは無く、大事なことはメールで送られてくるので速攻でカバンを手にし、今朝のことで質問攻めにしてくる輩十数人を撒きながら俺は装備科に向かう。
【雪月花】をある人に預けていたので受け取るためだ。
装備科につき、《平賀》とプレートが下げてある部屋に入ると、怪しい機械や何かの部品が山積みになっていた。
一体何を作っているのか想像できないな……
「平賀さ〜ん? 平賀文さ〜ん?いるか〜? 」
「あ、きょーじょー君! ちょうどいいのだ! あややを出してほしいのだ! 」
「え? 一体どこに……まさかこの足か? 」
ロボットの足かと思っていたものが、機械が山積みになっているところから出ている。
引っ張ると……中学1年生くらいの身長の子がでてきた。ふぅ、とため息をつくと平賀さんは大きく可愛らしい目を輝かせ、満面の笑みで感謝してきた。
埋まるほど奥に何かあったのか? まあ平賀さんのことだし、機械人間作ってても驚かないな。
平賀さんは高額な料金を請求するが、依頼された仕事はキッチリとこなす。まあ高額な料金というのは違法になるほど高いんだけど。
「平賀さん、【雪月花】が何で作られているか分かった? 」
「それが……わからないのだ! でも未知の金属で作られていて、切れ味がすごく良いのだ。こんな刀、どこで手に入れたのだ? 」
「えっと……任務先でもらったんだ……」
言えない。神様に作ってもらったなんて言えない……
未知の金属ってなんだよ、気になるな。あとで聞いてみよう。
「ありがとう平賀さん、また来るよ!」
俺は【雪月花】を特製の留め金で腰に留め、出ようとした時平賀さんが制服の袖を掴んできた。
顔は真っ赤に染まっている。なぜ?
「きょ、キョージョー君! グロックのメンテナンス無料でするからもうちょっと話相手になってほしいのだ! 」
「話相手? まあこれから予定もないし、話相手くらいなるよ」
平賀さんは天使のような笑みをうかべ、心底幸せそうな顔をする。可愛いな……どこかの神様とは大違いだ。
グロックの整備をしてもらいながら、クラスや依頼のことについて色々と話した。
最近はロボットを作っているとか、平賀さん頭良すぎだろ。
違法改造や法外な料金をとらなきゃSランクなのに、勿体無いなぁ……
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