第百七十四話 中国の者達その六
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「やっぱり学業も」
「おろそかにしてへんか」
「はい」
中里に対して答えた。
「そのつもりです」
「ええことや」
「僕は工業科の一年Ｂ組で」
クラスはそこでというのだ。
「柔道部に入ってます」
「そっちか、部活は」
「この前二段になりました」
「頑張ってるな」
「スポーツもして勉強もする」
紅美は濃いピンクのスタイルがはっきり出ている競泳水着だ、スタイルは筋肉質だが出ているところは出ている。背は一六五程でしっかりした眉に二重の整った瞳に紅の唇で黒髪をポニーテールにしている。
「それでええかと」
「そやな」
「私もその考えです」
「まあ星のモンは大体赤点は取ってへんしな」
「ですね、尚私は農業科の一年Ｃ組で」
紅美も自分のことを話した。
「部活はレスリング部です」
「そっちか」
「はい、日々励んでます」
「そして勉強もやな」
「してます」
その様にしているというのだ。
「私も」
「勉強は色々ありますけど」
屈はやや浅黒い肌で背は一七二程だ、少し奈で肩である。黒髪をショートにしていてはっきりした目で眉は細く長い。面長な顔で黄緑のトランクスタイプの水着である。
「それぞれも科でした方がええですね」
「その通りやな」
「はい、僕も励んでるつもりです」
「そうなんやな」
「僕は工業科の一年Ａ組で」
クラスはそこでというのだ。
「部活はプラモ部です」
「プラモ好きか」
「はい、かなり」
屈は中里に笑顔で答えた。
「それで、です」
「勇んでやな」
「部活でも頭の体操してます」
「勉強もしてやな」
「そうしてます」
中里にこう話した。
「毎日」
「読書もええかと」
茅は一七四位の背で色白で中肉だ、頬が細い顔で目は小さく睫毛は長い。眉は細く短く黒髪は短い。水着は青緑のトランクスタイプのものだ。
「そっちも」
「本を読むこともやな」
「はい、それも」
「それも頭のええ体操やな」
「そうですね、僕一年Ｄ組で」
茅は自分のクラスのことも話した。
「そして部活は読書部です」
「そやから読書を出したんやな」
「話に」
「そういうことやな」
「はい」
「まあ部活は励む」
今度は陳が言ってきた。一九〇近い長身で紺骨瘤流としている。丸顔で目も丸い、黒髪は角刈りだ。水着は黒のトランクスタイプでシャツは白だ。
「やる気があるなら」
「それに限るな」
「そうですね」
「ああ、それで僕もです」
「部活にも励んでるか」
「クラスは一年Ｆ組で」
そこでというのだ。
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