第四百四十三話 恐怖の克服その十五
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その場にいるとそこにスサノオが来た、ゴルドドライブの姿だった、そのスサノオが戦士達に楽しそうに言った。
「見事だ、油断していないな」
「俺達だってわかってるつもりだからな」
烈火が応えた。
「だからだよ」
「戦いがだな」
「ああ、あんたが出て来ることもな」
このこともというのだ。
「あるって思っていたからな」
「身構えているのだな」
「そうさ、それで戦うのかよ」
「今は止めておこう、だが四十日後にだ」
その時にというのだ。
「私は君達に再び仕掛ける」
「その時にだな」
今度は紅麗がスサノオに応えた。
「私達と直接戦うか」
「そうしたい」
「わかった、では四十日後を楽しみにしていろ」
紅麗はその目に凄みを込めて言った。
「この私が倒してやろう」
「そうしてか」
「神であろうが何であろうが倒す」
「その意気だ、では私は今は去ろう」
スサノオは紅麗の言葉を受けるとだった、今は煙の様に姿を消した。そしてスサノオがいなくなるとだった。
ライダー達は変身を解いた、そのうえでだった。
泊はすぐに自分の携帯でメールを送ってから烈火達に話した。
「もう他の世界の面子は呼んだからな」
「じゃあこれからは」
「ああ、他の世界の連中とも一緒にな」
「戦っていくんですね」
「君れもしてな」
「そうなりますか」
「今度はスサノオはとんでもない数の敵を出して来る」
ロイミュード達をというのだ。
「だからな」
「俺達も数が必要ですか」
「だから呼んだ、すぐにな」
これからというのだ。
「皆来るからな」
「だからですね」
「これからは他の世界の連中とも仲良くしてくれよ」
「わかりました」
烈火は微笑んで答えた。
「そうさせてもらいます」
「それじゃあな」
「次が決戦ですか」
紅麗は彼の方から言ってきた。
「ならです」
「今度こそだな」
「私が神をこの手で倒します」
「その意気だよ、人間は最初は弱くてもな」
「強くなりそしてですね」
「神にも勝てる様になるんだよ」
そこまでの存在になれるというのだ。
「だからな」
「今度はですね」
「神を倒そうな」
「そうしましょう、ではこれから」
「ああ、他の世界の連中と会おうな」
こう話してだった。
一つの戦いを終えた戦士達は今度はそれぞれの世界の仲間達と会うことになった、そして今その彼等が来た。
第四百四十三話 完
2020・10・8
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