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ソードアート・オンライン 剣が有るなら盾も必要じゃない?
剣と盾
デスゲーム始動
交換条件です。
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物を、知っておきながらも妹に使用させたとなると、俺だけがヒールになる可能性が出てくるので、確認だけは取っておくことにする。
「別に何も無いならいいんじゃないの?」
まあそうなんだけども、発言が凄く無責任です。
「忍君だって年齢対象外の物見たりしてるじゃない。」
ちょっ。それをここで言いますか?妹が居るここで言いますか?その妹は頭にクエスチョンマークが浮かんでいますが。本当にそのまま純粋無垢に育ってほしいですね。
これ以上渋るの理由も無いので、諦めから来る小さな溜め息を吐いたところで、妹の顔が鼻息が掛かる所まで近づいてくる。自分の口臭が気になります。
「じゃ、じゃあ交換条件です。私にゲーム教えてくれたら、お父さんにドア直して貰うように言います。」
なに、その魅力的な条件、飲まざるを得ない。因みに妹の口臭は無臭でした。
とっ言うことで、俺の部屋にあるナーヴギアで妹がダイブ。親父のナーヴギアで俺がダイブする事となりました。
経験者として俺が居ることから、新規IDの設定やキャリブレーション等の初期設定事項を難なく終えていき、早速ゲームスタートと相成った。
「桂子ちゃん、もう一度確認するぞ?ゲーム内では絶対に本名を言っちゃいけない。現実世界の事をあれこれ他人に質問するのもいけない。これオンライン上では最低限のマナーだからな。」
「はい。」
少し緊張した表情で答える妹の手に、自分の手を重ねて、出切るだけその緊張が解れる様にしてやる。
「つっても、そんなに緊張しなくて良いよ。冷静に考えればそんなに難しいことじゃないだろ?それに今回は俺が居るんだ、しっかりフォローはするよ。」
「はい。」
少しは緊張が無くなったのか、今度は何時もの明るい笑顔で答える。
「最後な、俺が行くまで、最初に出た場所から絶対に動くなよ。」
「うん。」
小さく頷くと目を閉じる。そして、そのまま動かなくなった。どうやらゲームの中にダイブしたようだ。ナーヴギアの信号表示が忙しなく光を放っている。
信じられるか、これry)
「さて、親父たちへの言い訳、手伝ってくれよ。」
傍で事の成り行きを見守っていた姉に言質を取る。特に何か言われることはないとは思うが、年齢対象外の物をさせているのだ、心構えぐらいはしといても良いだろう。
「解ってる。ごめんね無理言って。」
中々見る事のできない姉の申し訳なさそうな顔だ。アルバムに飾りたい。
「いや、普段から我がまま言わない桂子ちゃんの頼みだしね。出切る事なら何でもするよ。」
「それでもよ。」
これも中々見られない優しい姉の顔。これは良い物が見れた。
「普段からそんな感じなら、今すぐにでも彼シヴォア。」
「つまんない事言って
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