第四百四十三話 恐怖の克服その六
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「最初は全く駄目だったけれど」
「それがね」
「今では違うわね」
「君達と一緒に動ける様になって」
そしてというのだ。
「同時攻撃やフォローなんかもね」
「出来てきてるわね」
「お互いに」
「そうだよね」
「最初は無理でも」
「やっていれば出来る様になるのね」
「そうだね、君達の攻撃の特性もわかって」
そしてというのだ。
「弱点もね」
「そうそう、あんたの攻撃も癖あるから」
亜希は葵に指差す様にして話した。
「一緒にやるならね」
「そのフォローはどうするか」
「それがわかってきたから」
だからだというのだ。
「それでね」
「僕のこともだね」
「フォロー出来る様になったよ」
「そうだね」
「あと他の面々も」
彼等についてもとだ、魅希は述べた。
「それが出来る様になったわ」
「そうよね、ライダーの人達についても」
「出来る様になってきたね」
「動きも追いつく様になってきたし」
「攻撃も見える様になってきたわ」
「僕も最初全く相手にならなかったよ」
葵もというのだ。
「あの人達にはね」
「それが出来る様になって」
「それでね」
「今じゃね」
「出来る様になったね」
「訓練の結果ね」
それでというのだ。
「だからこれからね」
「そうね、訓練をしていってね」
「もっと連携を深めていきましょう」
「そこです、今のロイミュード達は多く出てもです」
ブレンが三人に話した。
「しかしです」
「それでもですね」
「連中は知能がないので」
「逆に、ですね」
「私達は頭を使って戦うのです」
そうするというのだ。
「宜しいですね」
「はい、そうすればですね」
「より有利に戦えますね」
「それぞれが強くなると共に」
「そうです、ですから」
それが為にというのだ。
「連携を深め陣形もです」
「整えて、ですね」
「戦っていけばいいですね」
「これからは」
「そうです、ですから」
それでというのだ。
「様々な人と共に戦る様にして」
「陣形も身に着ける」
「そして全員で戦う」
「その様にしていきますね」
「そのうえで然るべき時が来れば」
ロイミュード達が出て来ればというのだ。
「戦いましょう」
「わかりました」
三人はブレンのその言葉に笑顔で頷いた、そうしてだった。
戦士達は陣形を組んで戦う訓練もしていった、その中にはしっかりと煉華もいてそうした戦いも身に着けていっていた。その彼女を見て餓紗喰は言った。
「別に筋はな」
「悪くないね」
小金井が応えた。
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