第1試合
【第1試合】 VSグレート・ザ・屍豪鬼(1)
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ったわけですぅ」
「……そうだよね、マッスルジュエルって正義超人界の至宝なんだもんね。普通に考えれば、正義超人の誰かが適合者だって考えちゃうよ」
ミーノは正座のまま、内ももに両手を突っ込み、不安なような、困ったような、申し訳なさそうな顔をしている。
「……それで……大事なことに気がついちゃったのですぅ……実は……先程、グレート・ザ・屍豪鬼も言っていたのですがぁ……」
キン肉マンルージュは正座のまま、内ももに両手を突っ込み、恥ずかしそうな、困ったような、申し訳なさそうな顔をしている。
「……あのね、ミーノちゃん……お話の前に、その……お着替えしたいなぁ……」
キン肉マンルージュの言葉を聞いて、ミーノは気がついたように手を叩き、大きく声を上げた。
「ああ! パンツが濡れていて、気持ちが悪いのですね!」
キン肉マンルージュは顔をひきつらせながら、手をぶんぶんと振り回す。
「私も憶えがありますですぅ。冷たくて、濡れてて、気持ちが悪いんですよね、おもらししちゃうと。しかも、おしっこを吸ったパンツが重くなっちゃって、どんどんおしっこ染みが広がっていって、それが余計に恥ずかしくて……とはいえ、私が赤ちゃんだった頃くらいの記憶ですので、正直、あまり憶えてはいないのですがぁ」
キン肉マンルージュは、ぎゃふんと呟き、周囲にどんよりとした空気を漂わせながら、がっくりと肩を落とす。
「……うう……16歳あるまじき……だよね……赤ちゃんと同レベルかぁ、わたしってぇ……」
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