暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
スーパーロボット大戦OGs
0027話
[4/4]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
る? 尋問するか?」

 数秒考え込んだヴィンデルだが、すぐに結論を出す。

「いや、必要無い。まだ数機残っているかもしれないが、敵戦力の殆どを撃破したのは間違い無いだろう。そのまま帰還してくれ」
「は? あの洞窟はどうするんだ?」
「それは私とレモンの機体で破壊させてもらう。幸い既に射程距離に入っているのでな。そこから見えないか?」

 ヴィンデルの言葉に周囲を見回すと、遠くの方に量産型ゲシュペンストMk-U改とラーズアングリフの機影を発見する。

「確認した。じゃあ俺達は撤収するが構わないか?」
「ああ。問題無い」

 ヴィンデルから撤収の許可をもらい、それを部下達に知らせる。

「全機、良くやった。これで俺達の初任務は終了となる。あの洞窟の始末はヴィンデル達がやってくれるそうだ。俺達は撤収だ」
「了解」

 全機からの了解の返事を聞き、レイディバードが待機している場所へと向かい機体を移動させる。
 ヴィンデルとレモンの隣を通り過ぎようとした時、レモンからの通信が入った。





「アクセル、お疲れ様。さすがの腕前ね」
「まぁ、このくらいはな。それよりも後始末を任せていいのか?」
「それくらいしなきゃ、本当になんで付いて来たのか分からなくなるじゃない。それに後始末と言ったって……」

 レモンのラーズアングリフの背中にあった砲塔が持ち上がり、肩を支点として前方に展開される。ラーズアングリフ最大の火器であるFソリッドカノンだ。そして同時にヴィンデルの機体もF2Wキャノンのバレルを展開して最大射撃の準備を行う。
 次の瞬間には両機から同時にそれぞれの最大火力での射撃が行われ、洞窟は蒸発してその姿を地上から消し去った。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ