スーパーロボット大戦OGs
0027話
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ァイア・ダガーをばらまき、それを回避した所にガン・レイピアのトリガーを引く。
そしてトリガーを引く直前に精神コマンドの努力を使用。
ガン・レイピアから放たれた1筋のレーザー光はメッサーの青い機体を貫通し、数秒後に機体は爆散する。
「まずは1機」
呟いた瞬間、まるでそれを待っていたかのように新たに現れたメッサーに向け、マルティンの量産型アシュセイヴァーが突撃し、空中に跳躍。その手に持っていたレーザー・ブレードでメッサーを切り裂く。そして爆散。
「やるな、マルティン」
今の動きはTC-OSのモーションを使っているとは言え、隙の無いものだった。恐らく独自に登録したモーションパターンなのだろう。
「へ、隊長にばかりいい格好はさせませんよ」
帰ってきた返事に苦笑している間に、残りの3機のメッサーが姿を現す。
「アル、スプリットミサイルでメッサーを牽制して陣形を崩せ。ボビーは敵機が散らばったらスラッシュ・リッパーで撃破。マルティンもそれに続け。フルストはバルドングの居場所を索敵。注意しろよ、数世代前の戦車とは言え戦車砲は当たり所によってはPTの撃破も可能だ」
全員が俺の指示に従い、行動を開始する。
まず発射されたのはアル機のスプリットミサイル。3機のメッサーに向かいミサイルコンテナが発射され、そのコンテナから大量の小型ミサイルが射出してメッサーの陣形を乱す。
その隙を突き、ボビー機から射出されたスラッシュリッパーが高速で回転しながら1機のメッサーを切り裂く。
マルティンは体勢を崩したメッサーにバーニア噴射で跳躍し、先程と同じくレーザーブレードで切り裂いた。
そして残る最後の1機は、再度精神コマンドの努力を使用してからソード・ブレイカーを1機発射し、メッサーの後方からレーザーを放ち、貫通・爆破させる。
「よし、これでメッサーは全機撃破の筈だ。フルスト、残りの戦車は発見できたか?」
「すいません。全く見つかりません。どうやら余程上手くカモフラージュしているようです」
索敵役のフルストへと通信を送るが、その返答は発見失敗の報告だった。
チンピラを集めて作ったテログループなのに偽装工作が上手いのは、腐っても元DC兵という事か。
「しょうがない。俺が囮になって敵本拠地の洞窟へと向かう。そうすればいくら隠れていても攻撃してこざるを得ないだろう。各機は射線を見逃すなよ」
「隊長、危険です。囮なら俺が!」
マルティンからの通信が入るが、首を振って否定する。
「この中で1番操縦技術が高いのは俺だ。それはこの1週間の模擬戦で判明している。つまり囮は俺が1番適任って事だ」
「ですが、隊長がやられてしまえば俺達の指揮は誰が取るんですか?」
「ふん、あいにくこの程度
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