スーパーロボット大戦OGs
0027話
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レイディバードのハッチが開き、そこから飛び出すように出撃するアシュセイヴァー。もう1機のレイディバードの方を見ると、そちらでも量産型アシュセイヴァーと量産型ゲシュペンストMk-Uが出撃しているのが見える。
量産型ゲシュペンストMk-Uはテスラ・ドライブを装備している為に空を飛ぶ事が可能だが、アシュセイヴァーは陸戦用の為にそうも行かない。
だが、着地する寸前に一時的にバーニアを噴射し、地上への激突を避けるのは可能だ。
……と言うか、どう考えても空を飛べないというのは痛い。この作戦が終わったらレモンに頼んでテスラ・ドライブをつけてもらうか。
「アクセル、私とレモンは基本的に後方支援に回らせてもらう。目標の殲滅は任せたぞ」
ヴィンデルの量産型ゲシュペンストMk-U改から通信が入る。
まぁ、指揮官であるヴィンデルと技術班のトップのレモンなんだしその辺は当然か。
「了解。後方からレモンと一緒にシャドウミラー隊としての初作戦をゆっくりと見ていてくれ」
通信を送ったのと同時に、バーニアを噴射し地面へ着地した衝撃を殺す。
「こちらアクセル。マルティン、アル、ボビー、フルスト、全員地面にノーロープバンジーをしたりはしていないな?」
「全員無事です、隊長」
マルティンの通信を聞き、安堵する。
「よし、目標はこの森の奥にある洞窟を拡張して隠れ家にしているそうだ。敵戦力は以前言ったように数世代前の戦闘機と戦車のみ。戦闘機はともかく、戦車はこの森の中では小回りが利かないからそれ程心配いらない。では、行くぞ!」
マルティン等を率いるように、アシュセイヴァーのバーニアを噴射させてホバー移動しつつ森の中を進んでいく。
森の中とは言えテロ集団が出入りしているらしく、軽く道のようなものが出来上がっているので移動も楽だ。
そして進む事数分、陣形の1番後ろにいるフルストから通信が入った。
「隊長、敵機補足しました。数は戦闘機5ですが、そのうちの2機が先行してきます」
フルストの量産型ゲシュペンストMk-Uは技術班に頼んで偵察機仕様に改造してもらっている。特殊処理班の目となり耳となるのがフルストの仕事だ。
「了解。各機、戦闘準備。オールウェポンズフリー。目標を見つけ次第撃破せよ」
俺の通信に4機とも頷き戦闘準備を整える。
俺もアシュセイヴァーのメイン武器であるガン・レイピアをいつでも発射出来るように確認する。
胸部から発射するファイア・ダガーに高火力のハルバート・ランチャー、近接戦闘用のレーザー・ブレードとアシュセイヴァー最大の特徴であるソード・ブレイカーもいつでも使用可能だ。
「まずは挨拶代わりって奴だ。喰らえ!」
最初に視界に入った機体、青い戦闘機のメッサーへとフ
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