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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
女神(あね)と怪物(いもうと)と不幸を願った男の末路
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をホルスターに戻し。陸に歩み寄ろうとする。
そのときだ
「嘘だ…嘘だろおい!立てよこの野郎!!!」
1人残された丹下が叫ぶ。
部下は皆倒れ、彼いわく最高傑作も無惨に果てた。
もう、彼を護るモノは何もない。
「お前が倒れたらどうする!?量産化の話も!昇進の話も全部泡と消えるんだぞ!!オイ!!」
「…。」
怪物はぴくびくと震えるのみ。
もう、残された猶予は少ないのだろう。
「諦めろよ。お前はここで終わる。」
「うるせぇ…ここで終わってたまるか…!!俺は…俺はあのクソデブが作った世界が見てぇんだよォ!!」
涙を流し、子供のように泣きじゃくる丹下。
「俺が不幸になる!?そんなの無理だ!不幸になるのはテメェらだ!!俺はそれを見て笑いてぇだけなんだよ!!」
「…!巴さん!」
そのとき、暮馬が何かを察知し巴御前に声をかける。
その嫌な予感めいたものは見事に的中し
「そうだ…そうだったァ…俺にはまだ"こいつ"があるんだったァ!!」
手袋を外し、見せつける。
そこに刻まれているのは紛うことなき令呪であった。
「お前…!」
「クソデブから譲ってもらった令呪だ!こいつがありゃいくらでも逆転可能だァ!!さァ!!令呪を以て命ずるゥ!!」
巴御前が走り出す。
おっきーも折り鶴を飛ばして彼の命令を阻止しようとする。
何をしでかそうとしているかは分からない。
でも、とてつもなく嫌な予感がする!
「メドゥーサ!!俺と融合しろォ!!」
「!」
怪物が動き出す。
令呪によって無理矢理動かれたボロボロの身体が、丹下の方に向いた。
「重ねて令呪を以て命ずる!!全ての傷を回復!そして全ての力を解放しろ!!」
おっきーの折り鶴が彼の身体を切りつける。
だが、その程度で彼は止まらなかった。
「さらに重ねて命ずる!!全ての主導権を俺に渡し!お前という意思は消えてなくなれ!今日から俺が…メドゥーサだ!!」
「■■…■■■■!!!!」
叫び声を上げる怪物。
それは何かを嫌がるようにも見えた。
丹下に向かって伸びる蛇達。
それらは彼に噛み付くと、そのままメドゥーサの方に引き寄せた。
「さぁこれでおしまいだ!!てめぇらはここで死ね!!ゴミカスサーヴァント共は達磨にしてから代表にお届けしてやらねぇとなァ!!!!」
いくつもの蛇に包まれ、彼は完全にメドゥーサと同化する。
するとどうだろうか、
怪物は巨大化。最早見上げるほどの図体となり、言うなればバビロニアのゴルゴーンそのものだった。
しかし、強いて違うところを上げるとするならば
「ウハハハハハハハ!!!へぇァハハハハハハハ!!!!力が!力が漲るゥゥゥ!!!!」
美しき姿はどこにも無い。
歪ん
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