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『外伝:青』崩壊した世界に来たけど僕はここでもお栄ちゃんにいじめられる
☆そこがどこだって僕とお栄ちゃんはいつも通りの話。
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うん。お粗末様でした。」
お栄ちゃんに合わせて和食中心の献立は綺麗さっぱり完食された。
確かに、こうして笑顔で美味しかった、ごちそうさまと言われれば僕は嬉しい。
「じゃあ、お皿洗ってくるね。お栄ちゃん、仕事の続きあるでしょ?」
「おう。マイのおかげでもうひと頑張りできそうだからナ。ちょいちょいと仕上げてくるヨ。」
そうして立ち上がり、お栄ちゃんはアトリエへと帰っていく。
僕も立ち上がり、使った食器を洗いに行く。
「…。」
たまに思う
こうして…お栄ちゃんと一緒に暮らせる日がまた来るなんて夢にも思わなかった。
あれ以来…二度と会えないと思ってたから。
「ふふ…。」
自然と笑みがこぼれる
偶然だけれど、僕とお栄ちゃんを巡り合わせてくれた探偵さんには感謝してもしきれないし、返しきれない恩ももらった。
だから僕は、一日一日を噛み締めながらこの崩壊世界を過ごしている。
「マぁイ?」
「ひゃあぁ!?」
と、しみじみとそんなことを思っていたら急にお尻を鷲掴みにされ、変な声が出る。
「お、お栄ちゃん!?」
「相変わらず柔らかくて女みたいなケツだ。お?ちょいとデカくなったかい?」
「なっ、なってないよ!!」
話しながらもお栄ちゃんはもみもみと僕のお尻を揉んでくる。
くすぐったさと体の奥からじんわりと伝ってくる気持ちよさに思わず表情が緩みそうになる。
「お、お仕事は?」
「ああ、その前に一つ忘れてたことがあってナ?」
「忘れてた…こと?」
揉みしだいていた両手は一度離れ、僕の腰に触れる。
すると帯をしゅるしゅると解き始め…
「でざあと…まだ食ってねぇや。」
「デザート?だ、大福なら冷蔵庫に…」
「とぼけんなヨ、マゾ犬?」
耳元でそう囁かれ、足から頭のてっぺんまでぞくりとした快感が走る。
「知ってるくせに…でざあとは"お前さん"だァ?」
ぱさりと落ちる帯。
着物もゆっくりと脱がされ、お栄ちゃんいわくデザートである僕は全裸に剥かれおいしく頂かれるのであった。
「お、おえいちゃ…んんっ?」
僕が何か言うのも気にせず、お栄ちゃんは舌を口にねじ込んでくる。
口内に侵入したお栄ちゃんの舌は僕の唇を、歯を舐め舌を絡ませてくる。
仕事終わりだからとか、お風呂入ってないよとか言おうとしたけどそんなキスにやられ次第にそんなことどうでもよくなり、僕も負けじとキスを交わす。
「んちゅ…ふふ、火がついたナ?」
「だってお栄ちゃんが…そんなキスするから…。」
「それにだ、もうこっちもびんっびんに勃ってやがる…?この変態?」
指先が下着越しにおちんちんに触れる。
柔らかな感触にびくりとし、下着を押し上げるそれはびくびくと痙攣してよりかた
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