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夢幻水滸伝
第百七十三話 起きた世界での南洋の面々その四
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「その鉄道に惚れまして」
 それでというのだ。
「鉄道部に入りました」
「そういうことか」
「はい」
「実際にですよ」
 アユはブラウンのワンピースの水着だ、背は一五一程で顔には猫を思わせる黒い目がありよく動いている。やや面長の顔で黒のショートヘアがよく似合っている。脚は長めで全体的に引き締まったスタイルだ。
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