第3話 Do i feel lucky?
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けて合計7発の弾が襲いかかり、ヘッドショット確実コースだったが……
当たる直前で体を大きく横にずらしベレッタをクイックドローし、腕を横に凪ぎながら違法改造したベレッタをフルオートで応射する。
放たれた全ての銃弾は、7丁のUZIの銃口へ飛び込んでいき、見事に全て破壊した。
あちこちにUZIのものであっただろう部品が散らばっている。キンジが人間やめました。
「俺、キンジ、怖い 」
「なぜ片言になってるんだ? 」
「どこの世界にあんな正確な射撃ができるやつがいるんだよ! お前くらいしかいねえだろ! 」
やはりヒステリアモード、おそるべし! やっぱり俺よりキンジの方が強いんじゃ……
なんて思っていると、ピンクツインテがいつの間にか防弾跳び箱に戻ってきていた。
今起きたことが信じられないっ! なんて顔をしてる。同感だ。俺も信じられない。すると、ギロッ! っという鋭い目つきをキンジに向け……跳び箱の中に引っ込んだ。
「お、恩になんか着ないわよ! 私1人でもあんなオモチャ、なんとかできた! 本当よ! 」
強がりながらも防弾跳び箱の中でゴソゴソ何かをしている。
───何をしてる? まさか?? キンジのやつに何かされたのかッ?? キンジはピンクツインテに近づくと自分のベルトを外し始めた……え?
俺いるんだけど? まさかそういう趣味かっ??
だが……違うらしい。ベルトを防弾跳び箱に放り投げると、ピンクツインテはキンジのベルトをとり、ゴソゴソ何かをしてから外に出てきた。
ああ、ホックが壊れてたのか、よく気づくなあキンジ。ピンクツインテさんはキンジの前に立ったが、身長はキンジの胸辺りまでしかなかった。
てか身長小さっ! 140cmくらいしかないんじゃないか?
「あんた! さっきの件をうやむやにするつもりでしょ! 強制わいせつの現行犯で逮捕よ! 」
「アリア、あれは不可抗力だ。吹っ飛ばされた時に偶然あの体勢になったんだ」
「不可抗力ですって?? で、でも! 胸見た! 」
「アリア、俺は高校2年だ。いくらなんでも小学生の胸を見て興奮することなんてないさ」
いや、今あなたヒステリアモードですよね?
でも、見て興奮したんじゃない! おしつけられたんだ!
とか言いそうだな。ん? ピンクツインテが……肩を震わせ、太もものホルスターに手をのばしている。
「こんなやつ……助けるんじゃなかった!! 」
チャリジャックから助けてくれたガバメントが──今度は俺たちを襲ってきた。
・・・・・ッ?? なんでこの子いきなり発砲してんだ??
「あたしは! 高2だあああああああ???? 」
鬼のような形相でキンジに2丁のガ
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