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夢幻水滸伝
第百七十二話 プールに行ってその十一
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すんは好きぜよ」
「そうそう、身体は動かさないとね」
 派手な柄の黒地のビキニを身に着けた武者小路が出て来た、悪戯っぽく右目を瞑っている。
「駄目よ」
「そうじゃ、それだけでじゃ」
「健康になるからのう」
 井伏と山本が出て来た、見れば井伏は赤山本は白の褌だ。その褌姿にトウェインは思わず言った。
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