みんなで狩りました
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
!!、リアルじゃ普通の中学生なのよ!?」
「今度教えるから覚えろ、ソロで苦労するぞ?」
「絶対にソロで狩なんかしないからッ!!」
コッチにもモンスターが回って来たのでソードスキルで薙ぎ払う。
――――敵を倒すついでに大量の剣を取り出して、リズの周りにバリケードでも作るか。
「アスナさん、無理しないで下さい!!」
「大丈夫よ、まだ行ける!!」
アスナ達の方を見ると――――HPを削られながらもアスナが無双をしていた…………おー、相打ちでも無視して突っ込んでるな。
「良し――BADステータスが消えたわ、これで動ける――――って何よコレ!?」
大盾の影から立ち上がったリズが見た物は、俺が敵を倒しながら作った片手剣と両手剣のトライアングルバリケードだった――――十三本目で回復したか。
片手剣四本でクロスを二つ作り、間に両手剣を寝かすだけの即席バリケードだ。
「おはよう、良く眠れたか?」
「寝てないわよ!! 何よコレ!! 何で無駄な事してんの!?」
「まぁ、大盾二枚じゃ不安だったからな、壁代わりに作ってたんだよ」
メニューを操作して大盾と剣を全部片付けた。
「シリカ――交代するぞ!! リズの所まで戻れ、アスナも帰って来い、突っ込み過ぎだ!!」
モンスター三体を相手にしてる二人に声を掛けた。
「シリカちゃん、先に戻ってて」
「え? 大丈夫ですか?」
「大丈夫、コレぐらい一人で何とかなるわ」
「――――それじゃあ、一匹だけ引っ張りながら戻りますね」
「ええ、ありがとう、お願いね」
「はい!」
シリカが一匹だけ引っ張りながら戻ってくる。
「リズ、スイッチ行けるか?」
「――――了解」
「シリカ、引っ張って来い!!」
「――――はい!」
モンスターがシリカの背中にソードスキルを当てようと発動モーションに入った、それに合わせて俺とリズが前に進む。
シリカと擦違ってソードスキルを発動――――モンスターが打ち出したソードスキルと相殺させる。
「今よッ! スイッチ!!」
リズの掛け声で俺は横に避けて、リズのソードスキルがモンスターを粉砕した。
「おいおい、どんな攻撃力してるんだ? クリティカルにしても出過ぎだろ!?」
「――アスナが減らしてくれてたみたいね、何度も狩りに行ってるから狙ってたのかも」
「親友の事は良く分かってるってか――――アスナ! 戻れッ! スイッチ行くぞッ!!」
「了解!」
最後の一匹を始末した所で――――地震が来た、さっきのフィールドボスか。
「シリカ、壁の上に昇ってろ、HPの管理頼んだぞ! アスナとリズは側面に取り付いて攻
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ