第十二幕その十二
[8]前話
「あの人は特にですね」
「ええ、主役でね」
「一番舞台に出ておられて動かれて」
「喋っているから」
だからだというのです。
「本当にね」
「尚更ですね」
「水分を摂って」
そしてというのです。
「頑張ってもらわないとね」
「駄目ですね」
「そう、だからね」
「オズマ姫にもですね」
「こうお話してね」
そしてというのです。
「頑張ってもらうわ」
「それじゃあね」
「それとね」
「それで、ですね」
「お水とね」
それと一緒にというのです。
「塩分もね」
「摂ることですね」
「貴方達もオズマもね。そこはちゃんとしてね」
「そうします」
神宝も他の子達も答えました、そうしてです。
舞台を演じていきました、その舞台が終わるとです。
皆挨拶をします、拍手は文字通り万雷の如きでした。
その拍手と最後の挨拶の後で、です。オジョは皆に提案しました。
「関羽さんも玄奘さん達も入れて」
「どうするの?」
「記念撮影をしませんか?」
こうオズマに言うのでした。
「舞台衣装のままで」
「あっ、舞台が終わったし」
「僕達がこうした格好するなんて」
「滅多にないことだし」
「記念にどうですか?」
「いいわね」
オズマはオジョのその提案ににこりと笑って答えました。
「それじゃあ今からね」
「はい、舞台衣装のままで」
「皆で集まってね」
「写真を撮りましょう」
「じゃあ関羽様や孫悟空さん達も」
神宝もオジョの提案を受けて言います。
「僕達のところに来て下さい」
「そしてだな」
「はい、一緒に撮りましょう」
「それではな」
「そうしましょう」
こうして関羽さん達も一緒にでした。
舞台の後の記念撮影を撮りました、その後で皆楽しく中華街全体でパーティーを開きました。歌に踊りそして美味しいものが一杯あるそれはとても楽しいものでした。
オズのオジョ 完
2020・7・11
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