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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第71話 忙しい日常!イッセーと小猫、初めての……
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時、あいつは俺に喝を入れてくれたな。今思えば俺を助けようとしてくれていたのか……」
『フン、そんな優しさなどあいつには無いだろう。お前が死ねば困るのはあの赤鬼みたいだからな』
つまり悪魔は美味い食材を食べておけば何もしてこないし、それどころか力を貸してくれるって事ですね。
「じゃが宿主が弱すぎて話にならないとなれば悪魔は宿主を殺すじゃろうな」
「そ、そうなんですか!?」
「うむ。さっきも言ったが悪魔の目的は美味い食材を食う事、それもできない宿主など即見限るわい。悪魔は宿主が死んでもまた別の宿主に宿るだけ、実質何度でも蘇ることが出来るんじゃよ」
悪魔からすれば人間なんて乗り物でしかない。弱い、つまり乗り心地の悪い乗り物を自ら壊して別の乗り物に選び変えるという事ですか。
『……本当にそれだけか?俺はあの赤鬼が食う事だけの為にイッセーを使っているとは思えないのだ。あいつには何か目的があるように感じる』
「そりゃ美味いモノを食いたいみたいだし、GODでも狙ってるんじゃないのか?」
『かもな。だが俺にはそれ以外にもあいつには何か目的があるように思うんだ』
ドライグはイッセー先輩に宿っている赤鬼を強く警戒しているようですね。
「ワシも悪魔がどこまで考えているのかは分からん」
『本当か?お前は意外と秘密主義な所もあるし何か知っているんじゃないのか?』
一龍さんは分からないと答えますがドライグは納得しません。
「落ち着けよ、ドライグ。親父が教えないって事はまだ俺が知るには早すぎるって事だ。そんなにオーガーを悪く言ってやるなよ」
『イッセー、お前は危機感が足りん!そもそもオーガーってなんだ!』
「いや、赤鬼って言うのもなんだし名前でも付けたら親しみやすくなるかと思ってな」
『馬鹿者め!あんな自分勝手で傲慢そうな奴が親しみなど感じるか!』
「でもお前も最初はあんな感じだったじゃないか」
『うっ……それは……』
イッセー先輩の一言にドライグは大人しくなってしまいました。そういえば最初は仲が悪かったって言っていましたね。
「聞けばオーガーも唯の食いしん坊って事だろう?それなら一緒に美味いモノを食べていけば仲良くもなれるさ。なっ、親父……ってどうしたんだ?なんでそんなに可笑しそうに笑っているんだよ」
何故か一龍さんはおかしそうに笑っていました。
「すまんな、イッセー。悪魔に名前を付けて親しみやすくしようなんて言う人間は初めてじゃったからついな」
「ちぇっ、親父まで悪魔と親しくする俺をバカにするのかよ」
「馬鹿になどせんよ。オーガーか、いい名ではないか」
「おっ……?……へへっ、そうだろう!」
イッセー先輩は鼻の下を
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