暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第71話 忙しい日常!イッセーと小猫、初めての……
[5/15]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
「……まあな」
先輩は照れ臭そうに肯定してくれました。私は嬉しくなって先輩の腕に抱き着きました。
「それともう一つ頼みがあるんだ……黒歌」
「にゃん♪」
イッセー先輩が姉さまを呼ぶと、姉さまはいつの間にか先輩の横に立っていて私と同じように先輩の腕に抱き着いていました。でも直ぐに先輩から離れると一龍さんに頭を下げて挨拶をします。
「初めまして、一龍さん。私は白音……小猫の姉の黒歌と言います」
「ほう、小猫の姉か……初めましてじゃな、黒歌。ワシは一龍、セツのんからスタッフがいると話だけは聞いておったよ。君のような別嬪さんだとは思ってもいなかったがな。しかしふむ……」
一龍さんはイッセー先輩と姉さまを交互に見てニヤっと笑みを浮かべました。
「なんだよ、その笑みは」
「なるほどなるほど……イッセー、お前食材よりも女性をゲットする才能の方があるんじゃないのか?」
「変な事を言うんじゃねえ!」
「にゃはは……」
茶化す一龍さんに先輩がツッコミを入れました。でも私もそれには同意見なんですよね。姉さまも顔を赤くしながらまた先輩に抱き付きましたし、よっぽど鈍感でもなければ気が付きますよね。
「それでもう一つの頼み事は何じゃ?」
「ああ、ホテルグルメのオーナーと話がしたいんだ。それというのもな……」
先輩は私と黒歌姉さまが姉妹で父様がこの世界の人間ではないのか、という説明を一龍さんにしました。
「なるほど、蝶以外の七色に光る昆虫を見つけたのか。そうなると確かにお前の言う通り別の種類の七色昆虫がいてもおかしくはないな。更に小猫にグルメ細胞が眠っていたとなれば親から譲り受けた可能性は大きい。何せ向こうの世界にはグルメ細胞など無いんじゃから」
一龍さんの言う通り私達の世界にはグルメ細胞はありません。ですので私が最初からグルメ細胞を持っていたのは人間であった父様がこちら側の住人であったからという可能性が高いです。
先輩も同意見だと言い頷きました。
「ああ、俺は小猫ちゃんと黒歌のお父さんは異次元七色昆虫によって俺達の世界に来たんじゃないかと思うんだ」
「分かった。ワシの方から言っておこう」
「済まないな」
これで父様が働いていたかもしれないホテルのオーナーさんとお話が出来ますね。今から楽しみです。
「そういえば親父、修行を終えたらグルメ界に行っていいって言っていたよな。アイスヘルを攻略したんだからもう大丈夫だよな?」
「何を言っとる、お前などまだまだじゃ」
先輩はもうグルメ界に行けるか一龍さんに聞きましたが、彼は大笑いしてそれを否定しました。
「どうしてだよ?」
「セツのんから聞
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ