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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第71話 忙しい日常!イッセーと小猫、初めての……
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はないでしょうか?ティナさんと仲いいですしリンさんとも香水の話で意気投合しているみたいです。というか普通に異性からモテますのでその気になれば誰とだって付き合えると思うのですが……


 そう言ったら祐斗先輩は「えっと……」と言いイッセー先輩を見つめていました。顔を赤くして……


 それを追求したら「べ、別にイッセー君をそういう目で見てるわけじゃないから!ただ僕にとって今憧れているのはイッセー君で……!あっ、その……!」と目をグルグルさせながら慌てて言っていました。


(まあ祐斗先輩にとってイッセー先輩は自身の悩みを解決してくれて、なおかつ初めて親友になった男の子ですからね。ある意味特別な存在なのかもしれません)


 つまり祐斗先輩はイッセー先輩と友達になれて満足しちゃってるからそこらの女の子では興味が持てないということでしょうね。


 後部長も一緒に暮らせばいいんじゃないかとイッセー先輩は話しましたが、部長は今回は断りました。最後の眷属であるギャー君をお世話しないといけないからです。


 ギャ―君というのは私達グレモリー眷属の最後のメンバーであり、今は訳があって封印されています。ギャ―君が封印されている部屋に出入りできるのは部長だけらしくご飯を届けたりしているんです。


「ふあぁ……そろそろ寝ようかな?」


 最後の休日はゆっくり休むことができました。お風呂に入って体も暖かくなり、睡魔に襲われた私はそのままベットに入って寝ちゃおうとしました。でもその前にドアからノックする音が聞こえて思考がハッキリとしました。


「開いてますよー、どうぞー」


 ガチャリとドアを開けて部屋に入ってきたのはイッセー先輩でした。お風呂上りなのかタンクトップから見える皮膚がほんのりと赤くなっていて色気を感じます。


「どうかしたんですか?イッセー先輩」
「えっと……」


 先輩は何やら落ち着きのない様子でモジモジとしていました。


「こ、小猫ちゃん……前に言った約束を覚えているか?」
「約束?それっていつのですか?」
「俺が治療を受けるかどうか悩んでいただろう?その時に小猫ちゃんが俺に会いに来てくれたじゃないか」
「ああ、あの時のですね」


 ライフのホテルで私は夜に先輩にこっそり会いに行きました。その時した約束って確か……


「あっ……」
「……」


 私はその時に先輩に私が欲しいと言っていたことを思い出して先輩の顔を見ました。先輩は顔を赤くして頬を掻いており、それを思い出した私も顔を赤くしました。


「も、勿論覚えていますよ!こんなに早く来てくれるなんて思ってもいませんでしたが……」
「ごめんな、ムードも無しに急にこんな事を言って……
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