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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第71話 忙しい日常!イッセーと小猫、初めての……
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いた部長はまだ食べるのかと呆れた顔になっていました。
「先輩、私も一緒に食べ歩きしたいです。今度デートしましょう」
「小猫ちゃんはセンチュリースープを作るために修行しなくちゃならないでしょ?遊んでたら駄目でしょ」
「う、うぅ〜!」
私も先輩とお出かけしたいと思いデートの約束をしようと思いましたが、イリナさんにそう言われて何も言い返せませんでした。
「ま、まあ偶にならいいだろう。色んな食材の味を知るのもまた勉強だからな」
「先輩!」
庇ってくれた先輩の優しさに嬉しくなって私は先輩に抱き着いてキスしちゃいました。
「あー!小猫ちゃんズルイ!私もイッセー君とキスするのー!」
「駄目です!イジワルしたイリナさんには先輩はあげません!」
取っ組み合いになってお互いの顔を引っ張り合う私とイリナさん、ゼノヴィアさんがイリナさんを、朱乃先輩が私を抑えて引き離されました。
「全く。もう休日も終わるのよ?喧嘩していないで学校に行く準備でも……」
部長はそこまで言いかけて何かを思い出したようにハッとした後、先ほどの祐斗先輩以上に顔を青くしていました。
「リアス、どうかしたのかしら?」
「……ってない」
「えっ?」
「出されていた宿題……やっていない」
「……あっ」
部長の呟いた一言にイリナさんとゼノヴィアさんを除く全員が顔を青くしました。
―――――――――
――――――
―――
あの後私達は無言で宿題に取り掛かりました。イリナさんの話では鬼気迫る感じで声もかけられなかったと言っていましたが当然です。そのせいでセンチュリースープを作る為の修行が遅れましたので必死にやります。
そして何とか1日徹夜して終わらせることが出来ました。悪魔なので夜は活性化しますが旅で疲れていたので流石に答えました、もしこれが夏休みだったら……考えたくもありません。
因みに宿題を終えた後に部長からの提案で祐斗先輩もイッセー先輩の家で暮らす事になりました。グルメ細胞を得た祐斗先輩は食事量も増えてしまったので、グルメ界の食材をたっぷり使ったイッセー先輩や私の料理を食べた方が良いという理由です。
祐斗先輩は「騎士として女の子と一緒に暮らすのは……」とちょっと乗り気ではなかったのですが、イッセー先輩が「お前は性欲に負けて女の子を襲うような奴じゃないだろう?俺も人前でイチャつくのは出来るだけ抑えるしお前の為でもあるんだ」というと了承してくれました。
確かに祐斗先輩だって男の子ですし他人のイチャ付く姿を見せるのは酷ですよね。これからは自嘲しないと。
でもそれなら祐斗先輩も恋人を見つければいいので
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