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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第71話 忙しい日常!イッセーと小猫、初めての……
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 イッセー先輩と黒歌姉さまがフォローしてくれますが、それでも落ち込んでしまいます。


 えっ?何気なく先輩にプロポーズされてるのに反応しないのかって?そんなの今さらですよ、私が嫁ぐ先はイッセー先輩以外にいる訳ないじゃないですか。


「あっはっは!思い出しただけでもお腹が痛いよ!うぷぷっ!」
「イリナさん!いくら何でも笑いすぎなんじゃないですか!」
「だ、だって!あんななっさけない顔されたらもう無理だって〜!」
「こ、この!貴方も同じ顔にしてやりますよ!」
「なにすんのよ!」


 未だに笑っていたイリナさんの顔を掴んで変顔にしてやりました。でもイリナさんも負けじと私の顔を引っ張って変顔にしてきます。


「お、おいイリナ……」
「あらら、二人ともヒートアップしちゃってるし」
「結局二人とも変顔になっちゃってるわね」


 ゼノヴィアさんはオロオロとしていてリンさんとティナさんは私達を見て苦笑していました。


「そ、それで小猫ちゃん。センチュリースープの味は分かったのか?」
「あ、はい。味の方は覚えています。あんな美味しいスープは何年たっても忘れられませんよ」


 イッセー先輩にセンチュリースープの味はどうだったと聞かれましたので私は味はしっかりと覚えたと返します。


「じゃあ明日からスープ作りの開始ね」
「えっ?もうですか?」
「当然にゃん。白音は唯でさえ経験が少ないのだから直ぐに始めないといけないにゃん」


 確かに姉さまの言う通りですね。私はそう思いましたが悪魔の仕事はどうすればいいのでしょうか?それに調理する場所もないですし……流石にイッセー先輩の家のキッチンを独占するわけにはいきません。


「あの、部長……」
「分かっているわ、小猫。悪魔のお仕事は当分休んでもいいから貴方はやるべきことをしなさい」
「いいんですか?」
「ええ。可愛い眷属がしたいことを見つけたのだからそれをフォローするのは王として当然の義務よ」
「わたくし達も協力しますわ」
「うん、だから小猫ちゃんは気兼ねなくセンチュリースープを作る事に専念してね」
「部長、朱乃先輩、祐斗先輩、ありがとうございます……!」


 私は嬉しくなって部長にギュッと抱き着いちゃいました。この人の眷属になれて本当によかったです。


「なら調理場も必要だな。スイーツハウスの横にもう一軒調理専用の建物を建ててもらうか」
「い、いえそこまでしてもらう訳には……」
「いやいや、センチュリースープを作るっていうのなら必要経費だ、遠慮することはないさ。丁度親父の所に向かってるし話をしておくよ」
「ありがとうございます、イッセー先輩。このご恩はスープの完成で返させてもらいます!」
「その意気だぜ、小
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