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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Saga18本局決戦前〜Interval〜
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よろしくお願いします、セレスさん!」

「2人とも、よろしく〜♪」

「はい! よろしくお願いします!」

ヴィータとリインのユニゾン形態とミヤビは近接特化で、セレスは中遠距離はもちろん広域攻撃もこなせるオールラウンダー。セレスとミヤビとヴィータ、お互いをしっかりフォロー出来る布陣だし、幹部だってきっと目じゃないはずだ。

「次はルミナとフェイトとアリシアとすずか。人数が他より多いのは、レオンを相手にしてもらいたいからなの」

「私の相手はアイツか。いいよ、望むところ。フェイト、アリシア、すずか。レオンは正直言って強すぎるけど、それでも私は、私たちは・・・」

「勝たないとね」

「うん。負けるつもりはないよ」

「私も全力でサポートするから、大丈夫だよルミナ」

「ありがとう、みんな」

ルミナはルシルお手製神器のおかげでカートリッジが使えなくても魔術を扱えるようになってるから戦力になるし、近接戦だとアインスより強い。そこに高機動力のフェイトと、中遠距離に優れたアリシアと、ブースト魔法も扱えるすずかの布陣だ。

「次はクラリスとアリサとシグナムとアギト」

「騎士3人か。うん、やりやすい」

「厳密に言えばあたしは魔導師だけど、でもこの3人で負けることはないでしょうね」

「あとは相手がアーサーであることを祈るのみだ」

クラリスは自前の魔術、アリサとシグナムはわたしやルシルのカートリッジ。3人とも近接特化だけど、アリサはミッド式だから中遠距離系にも強い。クラリスにはナデシコもいるし、シグナムもアギトとのユニゾンで強化されるし、問題なし。

「以上が各チームの組み合わせね。現在確認されている幹部は、エグリゴリのガーデンベルグ。シャルロッテ様やルシルのオリジナル、さらにはアンジェやクラリスの前世が生きてた時代の魔術師の生まれ変わり、レオン、プリムス、フォード、アーサーの5人」

「レオンとプリムスとフォードは、当時では四王と呼ばれていた。残る王の名はアグスティン・プレリュード・マラス・ウルダンガリン・デ・ヨツンヘイム。騎士フィレスやセレスの先祖だな。おそらくこの男の生まれ変わりもいるだろう。強大な氷雪系――氷結の魔術を使う。アリサとシグナムは、アーサーではなくアグスティンを相手にしてもらいたいんだが・・・」

ルシルがそう言うと、アリサは「まっ、仕方ないわね」って肩を竦めて、シグナムは「私情を優先するつもりはない。気にするな」ってルシルに微笑みかけた。ルシルが「感謝する」って小さく頭を下げたのを見届けてから、どのチームがどの幹部とぶつかるかを伝えた。
“T.C.”が本局の保管室を目標に襲撃してくるのは確実だ。その時、どういった誘導をするのか、誰が保管室に現れるのかはまだ判らない。ただ、
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