第109話
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アハハ……年齢に比べて見た目が若すぎる女性は他にもたくさんいますけどね……」
エリゼ達のように露天風呂に浸かっているイングリットとステラ、エーデルガルトとリシテアはそれぞれ気持ちよさそうに浸かっており、ドロテアの話を聞いたアメリアは苦笑しながらベルフェゴール達に視線を向けた。
「ん〜!極楽極楽♪」
「フム……”魔神”である君が”極楽”という言葉を口にするのは色々と間違っていると思うのだが?」
「フフ、確かに一理あるわね。」
「機会があれば、いつかお母様達と共にこの露天風呂に入りたいものですわね……」
温泉につかって気持ちよさそうな表情をしているベルフェゴールの言葉に不思議そうな表情を浮かべて指摘する人間の姿になっているベアトリースの指摘にアイドスは苦笑し、メサイアはマルギレッタ達を思い浮かべ
「フウ……今までの身を清める方法は清らかな水を浴びる事でしたが……これはこれでいいものですね。」
「全くだね。先程の足湯といい、主の故郷は英気を養う場所として最も適切な場所だな……」
「はい……このような素晴らしい露天風呂を貸し切りにしてくださるなんて、さすがは懐が海のように広い我が主のご両親ですね……」
ベアトリース同様それぞれ人間の姿になっているルシエルが口にした露天風呂に感想にレジーニアとユリーシャはそれぞれ同意した。
「フフ、それにしてもこうして改めてみるととても15歳の子持ちとは思えない若作りな女性よね、オリエ殿は。」
「しかも達人クラスの剣士でありながら、無駄な筋肉もついていない理想的な体型だな。」
「ええ……私達もマスターを見習って、女性の騎士としての理想的な体型を目指していますが……オリエ殿と比べればまだまだですわ。」
「ふふっ、ありがとうございます。ですが皆さんも、既に女性として……そして騎士として十分過ぎる程の体型ですよ。」
エンネアとアイネス、デュバリィからそれぞれ見た目を誉められたオリエは謙遜した様子で答えた。
「フウ……温泉が気持ちいいのはどこも同じですね……」
「ええ……それもエルモの時と違って、随分と賑やかよね。」
「そりゃ、リフィアやエステル達と一緒に入った時と比べれば人数も全然違うからね。……ねぇねぇ、レン。今回の戦争が終わったら、リウイお兄ちゃん達とも一緒にエルモでもユミルでもいいから、みんなで露天風呂に入らない?」
露天風呂に対するツーヤの感想に頷いたプリネは微笑ましそうにエリゼ達を見回し、プリネの指摘に対して答えたエヴリーヌはある事を思いついてレンに提案し
「うふふ、それはいいアイディアね、エヴリーヌお姉様。すぐには実現できないだろうけど、いつか必ず実現してみましょうか♪
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