第109話
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の力は高まりますが、だからといって一部の肉体まで成長するなんてありえません……)
ユリーシャの答えを聞いたルシエルは冷や汗をかいて表情を引き攣らせた。
「今は……さいですが……皆さんも仰っているように私達はまだ成長期ですから皆さんくらいの年齢になれば……絶対……なっているに決まって……今後兄様に愛してもらう時は……もっと胸を……必要がありますね……」
「ええ、そうね……それに母様のスタイルを考えても、私達は遺伝子的にもまだまだ大きくなれるはずよ……それに……例えそんなに大きくなれなかった時は……セティさん達に胸を……する薬を開発してもらえばいいのよ……うふふふふふ……」
「エ、エリスお姉様……エリゼお姉様まで……」
「あらあら、さすが双子の姉妹だけあって、”そういう部分”もまさに”瓜二つ”ですわよね♪」
「まったくもう、ミルディーヌったら……ですが一番の原因は、リィンさんの罪作りな所ですわよね。」
「全くもってその通りですね。リィンさんの不埒さを”要注意”から”危険”のレベルまで上方修正する必要がありますね。」
それぞれ顔を湯に俯かせて小声でブツブツ呟き出したエリスとエリゼに気づいたセレーネは冷や汗をかき、からかいの表情を浮かべて二人を見つめて呟いたミュゼの言葉に困った表情で指摘したアルフィンは苦笑し、アルフィンの意見にアルティナはジト目で同意した。
その後露天風呂で今までの疲れを癒したリィン達は風呂あがりにはビリヤードや枕投げなどに興じつつ、普段しないようなよもやま話をあちこちで花を咲かせた後、明日の戦いに備えてそれぞれ休み始めた。
なお……実家の自室で休もうとしていたリィンだったが、寝る前に部屋を訪ねてきたエリゼとエリスにより、”性的な意味でたっぷり搾られる”羽目になった――――――
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