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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第70話 甦れイッセー!小猫の決意と旅の終わり!
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「やだやだー!イッセー君と離れたくないのー!」
「我儘を言うな、イリナ。お前もエクソシストとしてだな……」
イリナに小言を言おうとするゼノヴィア、だがイリナが予想以上に抵抗する為足を滑らせてしまった。
「えっ……」
「ゼノヴィア!」
そのまま倒れるかと思ったが素早く動いたイッセーがゼノヴィアを受け止めようとする。だが小猫達を怪我させないように無理な体制で動いたため踏ん張りが取れずゼノヴィアごと倒れてしまった。
「イッセーくん!ゼノヴィア!大丈夫!?」
バシャンと水柱を立てて倒れた二人をイリナが心配する、だが湯気が晴れて二人の姿が見えた時イリナは驚愕した。
「んなっ!?」
それは倒れたイッセーにゼノヴィアが覆いかぶさるように抱き着いていてしかも唇が触れ合っていた。更にイッセーの両手はゼノヴィアの胸を鷲掴みにしている始末だ。二人は数秒は状況が理解できていなかったが自分たちの状況を自覚すると凄い勢いで離れた。
「す、済まないイッセー!」
「い、いや……気にしていないさ。怪我はないか、ゼノヴィア?」
「ああ、私は平気だがその……」
「えっと……」
気まずそうに会話する二人、だがイッセーもゼノヴィアも顔を真っ赤にしてモジモジとしているので何とも言えない空気が二人の間に生まれていた。そう、それはまるで親友だと思っていた異性とひょんな事でうっかりキスをしたような初々しい空気が……
「……なにコレ?」
そしてイッセーとゼノヴィア以外のメンバーはこの甘ったるい空気に何も言えずいるながそう呟くのだった……
―――――――――
――――――
―――
「おう、風呂はどうだった……ってどうしたんだ?なんか様子が変だぞ?」
「い、いや何でもないです……」
その後風呂を上がったイッセー達だったがイッセーとゼノヴィアは未だに気まずそうにしており事情を知らない与作が首を傾げる。先に上がったリアス、祐斗、ティナは小猫達のテンションの低さに同じように首を傾げていた。
「どうやら上手くいったようじゃな」
「節乃お婆ちゃん!?」
そこに節乃が姿を見せてイッセーが驚く。帰ったはずの節乃が何故ここにいるのだろうか?
「あたしゃイッセー達を迎えに来たんじゃよ」
「迎え……ですか?」
「うんにゃ。回復祝いの料理も作っておいたじょ」
「マジで!?じゃあ皆で行こうぜ!」
節乃の答えにアーシアがそう返す、どうやら節乃はイッセー達を迎えに来てくれたようだ。飯があると聞いたイッセーはテンションを上げて早く行こうと提案する。
「俺と鉄平は悪いが行けねえな。この後もやる
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