『赦し』
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赦す事で洗われるならと思った。
赦す事が正しいと思った。
其れが愚かな勘違いだった。
赦しても何も変わらない。
むしろ歪んでく気がした。
尚更真っ黒に染まった気がした。
必要なのは波の音、海月の揺らめき、月の灯り。
こんな僕でも赦してくれる。
此処なら、何もかも包んでくれる。
たとえ、赦す事が出来なくても。
そして、赦される事が出来なくても...
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